— 松茸ご飯にしあわせを閉じ込めた夜 —
池尻大橋から徒歩数分。大通りから少し入ったところに、ひっそりと佇む和食店 「旬菜 おぐら家」。派手さはないのに、扉を開ける瞬間から “きっと美味しいものが出てくる…” ってわかる、あの静かな期待感。まさに大人の隠れ家です。毎年訪れるお店。
カウンター越しに季節が流れていく
席に着くと、まず出迎えてくれたのはふわっと立ちのぼる出汁の香り。ひとつひとつ丁寧に仕上げられたお料理が、テンポよくリズムのように運ばれてきます。
お造りは脂ののった旬魚がどれも美しく、焼き物も上品。派手さはないけれど、素材を一番美味しい瞬間で出してくれる “大人の和食”。こういうお店、本当に好き。

そして…おぐら家の主役「松茸ご飯」

この日のクライマックスは、なんといっても 松茸ご飯。
運ばれてきた瞬間、思わず笑顔になるほどの香り。
ふたを開けると、湯気と一緒に松茸の豊潤な香りがふわっと広がって、秋そのものを吸い込んでいるみたい。
ひと口食べたら…
「こんなに香り高い松茸ご飯、久しぶり!」
ご飯はやや固めで、粒が立ってるのに、松茸の旨味をしっかり吸っていて絶妙。噛むほどに香りがほどけていく感じで、もう止まらない。
上品なのに満足感がすごい。
“秋っていいなぁ…”ってしみじみ感じちゃう締めでした。
ほっとするのに特別感がある場所
店内は落ち着いた雰囲気で、過度にかしこまらず、それでいて所作やお料理にはちゃんと丁寧さがあるお店。
季節ごとにメニューが変わるので、「次は何を食べられるんだろう?」とまた訪れたくなる、そんな温度感。
池尻大橋で “季節を食べる” 贅沢な夜を過ごしたいなら、旬菜 おぐら家は間違いなくおすすめです。
























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