こんにちは!
スーパーバイラーズの渡邊りりあです。
ずーーっと行きたいと思っていた念願の舞台を、12月に観劇することができました。「TBS赤坂ACTシアター」にて開催されている『ハリー・ポッターと呪いの子』。
今回は、その素晴らしい舞台だけでなく、魔法ワールドが広がる"赤坂"エリアをご紹介ししたいと思います!
赤坂が魔法ワールドに!
1991年生まれの私、まさに『ハリー・ポッター』世代(と勝手に呼んでいる)ど真ん中!新刊の発売初日には本屋へ駆け込み、映画も公開初日に並ぶほど夢中になった作品です。大人になった今でも、小説は何度も読み返し、映画も繰り返し観てしまうほど大好きなんです。
そんな大人気『ハリー・ポッター』シリーズの8番目の物語として登場したのが、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。原作小説から19年後が描かれたストーリーということもあり、昔からのファンもずっと楽しみにしていたはず。
ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、メルボルン、ハンブルク、トロントで開幕し、なんと東京公演はアジア初!2022年7月に本公演がスタートし、今年2023年6月以降のチケット発売まで決定しているロングラン公演です。
舞台の開幕にあわせて、赤坂サカス周辺が魔法ワールドに変化していると聞き…念願のチケットを握りしめた私は、テンション上がりっぱなしのまま赤坂へ!
Wizarding World Gate
まずは、この魔法ワールドに入る玄関口となっている赤坂駅構内から。
あのホグワーツの"動く階段"を連想させる肖像画たちがズラリ。まるで物語のように動き出しそうな雰囲気で、眺めるだけでも迫力満点です。
なんというか、一瞬で魔法ワールドに入っていけるこの感じ…。
これがハリポタの世界ならではで、ウズウズします…!
階段の中央には、今回の物語のキーアイテムにもなっている「タイムターナー」のオブジェが。想像していたよりも大きくてびっくり。
タイムターナーは初めて作中に登場したときから気になっていたアイテムの1つなので、この物語で誰がどう使っていくのか、どんな演出になるのか、非常に楽しみにしていました。
まさにこの場所から物語に入り込める"シンボル"となっており、写真撮影している人もたくさん!
階段には、あの人気キャラクターたちも!
このシルエットは…ド、ドビー!!
ハリポタシリーズのファンでドビーが嫌いな人はきっといないですよね。作品の最後のあのシーンは、映画館でも自宅でも何度も号泣しました。
でも、「ドビーは最強だから仕方ないんだ…強すぎるから……本気出せば全員助けられちゃうどころか世界救えちゃうから…」と自分に言い聞かせながら観ていたことを思い出します。
ヘドウィグも発見…!壁面には他にもシルエットが隠れているので、階段も隅々まで見てみてください。
Harry Potter Cafe
こちらは、期間限定のポップアップカフェ「Harry Potter Cafe」。
席は事前予約制となっており、今回は中には入れませんでしたが、外観もオシャレ!
フォトジェニックなフードやドリンクなど、ファン必見のメニューが揃っています。私もこまめに予約サイトをチェックしていますが、満席でなかなか予約が取れません。毎月の予約開始日を狙って、いつかリベンジしたいと思います。
気になる方はぜひ公式サイトから確認を。
Harry Potter - Mahou Dokoro
こちらは、赤坂Bizタワー1Fにあるポップアップショップ「Harry Potter - Mahou Dokoro(マホウドコロ)」。
ハリー・ポッター、ファンタスティック・ビーストのグッズを扱う公式ショップです。私が訪れたときはアプリでの入店予約が必要でした。(無料)
ローブやマフラーなどのアパレルアイテムや、作品にでてくるアイテムがモチーフになったアクセサリーや小物、さらにあの百味ビーンズなどのお菓子まで、幅広いラインナップ。見るだけでもわくわくする魔法ショップです。
他にも、カフェやショップをつなぐストリートには大きなバナーやウェルカムメッセージが記されていたり、舞台に行かなくても楽しめる演出がありました。
TBS赤坂ACTシアター
ACTシアターを訪れるのは今回で3回目でしたが、シアターの外から魔法ワールドが広がっていることで、より世界観に引きこまれた気がします。
さらにあのお馴染みのテーマソングが流れているので、どんどん気分が高まります!
夜公演の時間になり、いよいよエントランスへ。
シアター内にも、ハリポタワールドを感じられるアイテムが満載。
ホグワーツの大広間を思い出す各寮の旗も迫力があり、ダイナミックに空間を演出していました。
今回観劇したのは、18:15スタートの夜公演。
ハリーポッター役は、向井理さんでした。
初めは気づかなかったのですが、本の背表紙にはその日のキャストの名前が書かれていました。こういった演出を探したり、公演限定グッズを販売しているショップを覗いたりと、開演前も楽しみは尽きません。
驚き、感動の連続!1秒たりとも見逃せない!
物語の舞台は、ハリーたちが魔法界を救ってから19年後の世界。
ハリーは魔法省で働いており、3人の子の父親でもあります。
次男のアルバスは、ホグワーツに入学するも、有名すぎる父の子どもという立場に複雑な想いを抱いており、なかなかハリーと良い関係が築けずにいます。そんなアルバスが出会ったのは、マルフォイの息子・スコーピウス。
この2人の出会いから、物語がぐんぐん進んでいきます。
まず驚いたのが、役者さんたちの台詞の量とそのスピード感!!
こんなに情報量が多いのか、と初めは圧倒されてしまったのですが、テンポの良い場面転換や面白いストーリーに、あっという間に引きこまれていきました。
舞台や物語の内容はネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが……「ハリー・ポッターと呪いの子」を読んでいなくても楽しめると思います。
そして、なんといっても魔法の演出に驚きの連続!
「もしかして本当に魔法を使っているんじゃ…?」「今のシーン、お願い、もう1回見せて!」と思う瞬間が何度もありました。
ジェットコースターやアトラクションに乗っているわけではないのに、まるで座席が動いているかのような。タイムターナーを使うシーンでは自分も一緒にワープしているような心地になりました。(言葉だけでなく、本当に体感できます)
ストーリーも、すっごく良いんです……。
シリーズの中でも「炎のゴブレット」が好きですが、まさにその回をなぞるような内容でもありました。(あまり覚えてないかも、という方は予習してから行くことをおすすめします!)
魔法の演技をしている舞台を見ている、というよりは、まさに目の前で魔法が繰り広げられている、という体験に近いかもしれません。
ハリー役の向井理さんは、シュッとしたスタイルが私の中のハリーのイメージとは全く違っていたのに、観れば観るほどハリーそのものに見えて、芝居に引きこまれるとはこういうことなのかもしれない、と思いました。それと同時に、藤原さんと石丸さんのハリーも観てみたい…と思わずにはいられません。(藤原さんは9月が最終日だったのでもう観られないのが残念)
3パターン全部観る方もいらっしゃるとのことで、羨ましい!!
魔法演出以外にも、ドキッとさせられる台詞や、ヒリヒリする親子のシーン、アルバスとスコーピウスの関係性、シリーズのシーンを回想してうるっと来る展開、いつだって尊いスネイプ先生、嘆きのマートルの再現度の高さ、瞬時に切り替わる舞台装置、ヴォ、ヴォルデモート……など、ついつい語りたくなってしまうシーンの連続でした。
上映時間は、休憩時間1回をはさんで3時間40分。
こんなに長い観劇は初めてでしたが、体感はその半分くらいだったかも。それくらい引きこまれる内容で、大満足でした!!
観劇後も魔法ワールドの余韻が続く
観劇後に撮影した、ロビーのパトローナス(守護霊)。
そうそう、このパトローナスの演出もディメンター(吸魂鬼)もすごかったです。
「あの水の演出ってどうなってたの…?」
「あの台詞、最高だった。」
「嘆きのマートル、そのままだった!」
「昔のあのときって、こうだったのかなぁ」
観劇後もしばらく抜け出せなくなってしまうほど、脳内はハリーポッター一色。これも、この作品の、そしてこの舞台の凄さなのかもしれません。
ハリポタファンの方はぜひ劇場へ!!
仕事でエンタテインメントに携わる者としても、たくさんの刺激を受けることができました。私もいつかこんな作品創りに関わってみたい。ワクワクする物語を創ってみたい!そんな気持ちが抑えられなくなるような、素晴らしい舞台でした。
舞台はまだまだ続きます。
2023年5月までのチケットは現在発売中、さらに6月~9月公演も決定しています。公演スケジュール・出演者等の詳細は、1月以降に改めて発表予定とのこと。
ハリーポッターファンの方はもちろん、あまり詳しくわからないという方でも、全身でワクワクを体感できること間違いなし。気になる方は、ぜひ観劇を検討してみてください。
(私も期間中にもう1回行きたいです…!)
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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
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