
こんにちは!スーパーバイラーズの渡邊りりあです。
エンタメ好きの私が、音楽や映画、推し活、実際に足を運んだ舞台などなど、色々なジャンルのエンタメ情報をお届けする『エンタメノススメ』今回は第12弾。
松屋銀座のイベントスクエアにて2024年12月27日(金)から2025年1月22日(水)まで開催された、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』展(東京会場)のイベントレビューをお届けします。
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』について

「ハイキュー!!」原作の中でも特に人気のストーリー、春高3回戦。烏野高校VS音駒高校…通称“ゴミ捨て場の決戦”。2024年に公開された映画は興行収入115億円超えの大ヒットを記録しました。そして、今回開催されたのは、この映画だけをメインテーマにした展覧会。
名シーンの再現や原画、資料、パネル展示、映像など「ゴミ捨て場の決戦」をもう一度観たくなる仕掛けがたくさんありました。
胸がぎゅっと締めつけられて、涙をぐっと堪えて、でも見逃したくない、もう一回がない瞬間……映画や原作のシーンをひとつひとつ思い出しながら、噛み締めるように展示を楽しみました。
原作&アニメファンの私は、映画自体すっごく楽しみにしていました。このBAILAでも何度か記事を書かせて頂きましたが、何度見ても毎回新しい発見があり、面白かったです。
今回の映画は、研磨が主役の目線で描かれており、特に研磨の心の機微を感じられる展開になっていたのが印象的でした。クロとの関係性や、翔陽との出会いが彼に及ぼした影響を考えると、更にグッとくるシーンが多かった。
欲を言えば、もっと映像で観たいと思っていたシーンはたくさんありましたが、本当の試合と同じくらいの85分で構成されており、映画を"観る体験"ではなく"試合を体感する"ようなつくりになっているのも素晴らしかったです。
展覧会は、映画を振り返りながら「ハイキュー!!」を、キャラクターたちをもっと好きになれる、好きになってしまう空間になっていました。
映画のシーンが蘇る展示が盛りだくさん!

作品全体の展示会やイベントは他の作品でも展開されていますが、その中の1エピソードに絞って開催されるのは珍しいのではないかと思います。映画の大ヒットから少し時間が経ち、また映画とは違った形で振り返る機会があるのは、ファンにとって贅沢でとても嬉しいこと。平日の夕方、当日券でギリギリ滑り込みました!

会場に入ると、映画冒頭のシーンを思い出す再現展示が。研磨と翔陽のあのシーンから映画が始まるのもアツかった。もし初めての出会いが練習試合だったら、研磨と翔陽の関係性は少し変わっていたんじゃないかなと思うのです。
翔陽にとっても、飛雄とは全く異なるもう1人のライバル、友達との出会い。

壁面にはセリフの展示も。テキストを追うだけで、頭の中で自然と2人の声が、会話が勝手に再生されます。でも、研磨ってこの時点でも結構バレー好きだったんじゃないかなあとも思うんですよね。自分で気づいていないだけで。

今回の展示会は、撮影OKエリアとNGエリアが混在しており、特に原画や立体的な展示などのブースはNGだったので画像で伝えられないのですが、構成としては、出会いから、ゴミ捨て場の決戦がはじまる瞬間、試合中のシーン、、と順番に展開されます。試合の流れに沿って色々な記憶が蘇ってきます。
コートを再現したエリアにはキャラクターパネルやフォトスポットも

コートを再現した空間の中に、烏野と音駒メンバーの立体的なパネルが展示されていました。
改めて見ると、主人公チームの烏野はもちろんなのですが、音駒にも負けてほしくない。そう思える展開って、本当にキャラクターや関係性が魅力的だからなんだよなあ、と。ハイキューに出てくるキャラはもれなく全員主人公にできるくらいの魅力があると思っています。
(ちなみに、私は及川さん推し&木兎ファンです。映画に出てくる木兎もかっこよかった…!)

個人的に両校の旗の文字のバランスがすごく好きなんですが、今回背景に大きく展示されていて迫力がありました。
映像展示の横には原画も展示されていたのですが、どれも繊細で細かく描かれているのが印象的でした。シーン毎に隅々まで丁寧にリアルに描かれているからこそ、視聴者は没頭できるんだなと、改めて感じました。制作の裏側がわかるのは、この展示の醍醐味ですね。
参加者が翔陽になれるコーナー

ここは、つい笑ってしまった「全員翔陽化」コーナー。
攻撃力のある烏野が翔陽にどんどん影響されていく展開は見ていて気持ちがいいですが、ゴミ捨て場の決戦では決して諦めず冷静さが少し身についた彼の強さが特に出ていたと思っています。飛雄のオープンをあんな表情で打つんだもの・・・一緒にいたら、影響されない方が難しい存在なのだと思います。
改めて「音駒戦」に浸りたい

研磨の一人称目線のシーンは、初めて映画館で観た時に鳥肌がたちました。こんな描き方あるんだ…!と。まるで研磨の気持ちが乗り移ったかのようで、この試合が終わってほしくないと本気で思いました。
今回の展覧会では、研磨の鳥籠の中に入るような立体的な展示空間や、名シーンの映像に浸れるコーナーもありました。写真撮影がNGだったので、より展示に没頭できたことも嬉しかったです。
展覧会を通して、沢山の方々の想いが込められた映画だったんだと理解が深まったと同時に、この素晴らしい作品をリアルタイムで観られることの幸せを噛み締めました。

原作もアニメも映画も、どれに触れても原作へのリスペクトや愛情が感じられるのも、ハイキューシリーズの素敵なところ。今回はこのイベントを通して、映画制作に携わった方々の想いに触れられた気がします。
劇場版のラストには、星海くんがかっこよく登場します。ハイキューファンとしては、この続きもちろん楽しみにしていますが、ずっと心待ちにしていたこの「音駒戦」に、もう少しだけ浸っていたい気もしています。
何度読んでも、何度観ても胸が熱くなる、いつも大切なものに気づかせてくれる「ハイキュー!!」。1ファンとして、これからもずっと応援し続けます!🏐📣

東京会場での展示は終了しましたが、3月13日から金沢会場、4月23日から大阪会場にて開催されます。
今回ご紹介できなかったエリアも含めてとても充実していましたので、「ハイキュー!!」好きな方にはぜひ体験頂きたいです。気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
展覧会オリジナルグッズも充実

グッズショップは、展覧会オリジナルグッズと通常のグッズのコーナーがありました。
私は強火の及川さんファンなので、及川グッズはとりあえず買ってしまう癖(?)があるのですが、烏野の推しはやっぱりこの人。
原作でクロのセリフ「わかってる 烏野にはコイツが居るのだ」のシーンとか、飛雄のすごいシーンも音駒戦は実は沢山あるんですよね。

入場者特典はクリアカードでした。ランダム全8種で、ノヤッさん!
いつでもかっこいいノヤッさんは、夜久くんとの関係性もアツい。音駒戦のかかとでのスーパーレシーブは、映画では残念ながらカットされていましたが、いつか映像で観てみたい格好良い名シーンのひとつです。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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