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心が疲れたときの私のお供『星の王子さま』#読書部

こんにちは!
バイラーズのヤマダです。

皆さんは、疲れを感じたときにどのようにリフレッシュしていますか?

ヘッドスパ、ショッピング、温泉など、疲れを癒す方法はさまざまありますよね。
その中でも、手軽に自宅で楽しめる方法としておすすめしたいのが読書です!

自己啓発本や難しい本もいいですが、小説はいかがですか?

今回、おすすめしたい小説は不朽の名作星の王子さま』です。

あらすじ

星の王子さま表紙

『星の王子さま』
著者|サン=テグジュペリ
訳者|倉橋由美子
出版|文春文庫
定価|470円(税抜)

砂漠に不時着した飛行士は、謎めいた小さな王子さまと出会い、彼が自分の星を出た理由や彼の旅の物語を聞きます。

地球にたどり着く前、王子さまはさまざまな星を訪れており、そこには権力や所有欲、名声、義務などに囚われた奇妙な大人たちが住んでいました。

その出会いを通じて、王子さまは大人たちの不思議な価値観に疑問を抱きます。

地球ではキツネと出会い、「本当に大切なものは目には見えない」ということを教えてもらいます。

この気づきによって王子さまは自分の星とそこで愛していた一輪のバラの存在を思い出し、星に帰ることを決意しますが……。

おすすめする理由

『星の王子さま』に登場するさまざまな人物たちは、私たちが日常で抱える悩みを象徴しているよう。

そのため、読むタイミングによって異なる気づきや学びを得られる点が私がおすすめする理由です💡

初めて読んだのは小学生の頃

最初に読んだのは小学校高学年のとき。
当時の担任の先生に勧められて手にとってみたもののまったく意味がわかりませんでした。

当時はハリーポッターやダレンシャンが流行っていたこともあり、わかりやすい冒険の小説にワクワクしていましたが、星の王子さまはちんぷんかんぷん。

なんだったら途中、読むの苦になっていたほどです(笑)

次は社会人になってから

星の王子さまの挿絵

次に手に取ったのは社会人になってから。

仕事漬けの毎日に疲れが溜まっており、当時は休日でも関係なく営業携帯を24時間365日手放せずにいました。

仕事を忘れさせてくれるナニカを探したときに目についたのが本棚に眠っていた「星の王子さま」。

「どんなストーリーだったっけ?」という小さな好奇心から読み始めてみたら、星の王子さまがつまらないと思った大人の一人である「忠実に毎日同じことを繰り返す点灯夫」に自分がなっていることに気づきました。

「このままでいいのかな」と漠然とではありますが、自分のキャリアや人生プランを考えるきっかけに。

その次は出産後

星の王子さまの挿絵

産後、気分転換に本棚を見回してまた星の王子さまを手に取りました。
そのときに読んで響いたのは、わがままなバラの要求に星の王子さまが疲弊して別れを選ぶシーン。

自分も「産後で体がボロボロなんだから労ってもらって当然」という態度になっているのではないか、旦那も初めての育児のためわからないことだらけの中、頑張ってくれているのに求めすぎているのではないかなど、自分を省みるきっかけになりました。

読書は手軽に新しい視野を広げてくれます

星の王子さま

『星の王子さま』は、私にとって気づきを与えてくれる心の処方箋のような一冊。

小学生高学年向けの推薦図書にも選ばているため子ども向けかもしれませんが、大人にとっても学びがあります。

疲れたときこそ、こんな親しみやすい物語に触れてみてはいかがでしょうか?

「大切なものは目に見えない」というメッセージの小説ですが、きっと今自分に必要なメッセージを見つけることができるはずです🌷

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