最近、お洒落な人たちのバッグの中身やお部屋への興味が高まっています。
BAILA CHANNELでバッグの中身やルームツアーを見ているとどんどん見たい欲が刺激されて、お友だちの家や、現場のスタッフさんの持ち物をついつい見てしまいます。
そして立てた仮説が、
「お洒落な人、ディプティックだいたい持ってる説」です。
フレグランスなのか、キャンドルなのか、ディフューザーなのか…何かしら置いてある。
そんなお洒落な方々につられて私もディプティックのアイテムを買い足したい!と思っていたところ、誕生日プレゼントで2つの香りをいただきました。
プレゼントに香りものって一般的には嫌煙されがちですが、
似合う香りをイメージして選んだと言ってもらえると嬉しいものですね。
「ディプティックの香りは全種類嗅いだ!」と豪語するその子は、さすがのチョイス。
その日の予定が楽しみになる香りを贈ってくれたので、ご紹介させてください。
ギリシャ神話に着想を得た、優しくも奥深い香り
オードパルファン フルール ドゥ ポー 75ml
フランス発のフレグランスメゾン「diptyque(ディプティック)」は、スタイリッシュで独創的な香りが人気の特徴です。
そのオリジナリティは、ひとつひとつの香りが、旅や美術品、調香師自身の思い出からインスピレーションを得て作られているからかもしれません。
そのため、それぞれの香りにはストーリーが添えられています。
「フルールドゥポー」という香りは、愛の神エロスと人間プシュケーの2人から快楽という名を持つ娘ウォルプタスが生まれるというギリシャ神話から着想を得ています。
優しいアイリスのフローラルの奥にムスクが香り、女性ホルモンの分泌を促すといわれているアンブレットシードがつける人自身の魅力を引き立てます。
神話に相応しいクラシカルなフローラルの香りでありつつ、強いムスクにありがちな角が立っておらず、やわらかいのに香りが持続することにびっくり!長い時間、やさしく香り続けます。
好きな人に会う日に、1プッシュ忍ばせていきたいフレグランスです。
友情から生まれた、スパイシーで陽気な香り
オードパルファン オルフェオン 75 ml
2つ目に紹介したいのは、「オルフェオン」。
ディプティックパリ本店の隣にあり、3人の創業者たちがよく集まったバーOrphéon(オルフェオン)をイメージした香り。
陽気な熱気に満ちた場所で、笑い溢れるひと時が表現されています。
トンカビーンズのパイダリーさがトップノートで香り、シダーのシダーでスパイシーなニュアンスが加わり、ジュニパーベリーの生き生きとした香りが、わくわく感を増幅させてくれます。
私はフレグランスを空中にプッシュして、そこをくぐる瞬間が大好きなんですが、
この香りはくぐった瞬間に踊り出したくなる陽気さを秘めているんです。
久しぶりの友人と集まる日につけていきたいなと思っているけれど、この香水の力を借りれば、お掃除だって楽しくできちゃいそう。
他の香りも嗅ぎたい!
ここまで2本の香りの魅力を語りましたが、まだまだ素敵な香りがあると思うと、お店に嗅ぎにいきたくなります。
今も、この原稿のために両手首にそれぞれつけたフレグランスの香りに包まれながら、他の香りも嗅ぎにいきたくてうずうず。
みなさんもぜひディプティックの香りの物語に包まれてください。