朝、もうちょっと寝てたい、メイクだるいと思ってしまう時ってありませんか?
コスメは大好きでたくさん集めているけれど、平日朝のメイクという行為自体はすっ飛ばしたくなる時が多々あります。そんな時、メイクの楽しさや高揚感を思い出させてくれる一冊と出会いました!
『推し色に染まる #推し活メイク』劇団雌猫 (監修) paku☆chan (メイク) インプレス ¥ 2090
『推し色に染まる #推し活メイク』です。前著に神崎恵さんでドラマ化もされた『だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査』がある劇団雌猫さん監修の最新メイク本。
推し活という切り口が、メイクに対するポジティブな気持ちに溢れていて、「そうそう、私ってメイクするのが楽しくてこんなにコスメ集めているんだった!」とメイクするときめきを思い出させてくれます。
色とりどりのカラーメイクが眼福!
バイラでも活躍してくださっているpaku☆chanさんの提案するカラーメイクがとにかく可愛いくて眼福。カラーメイクパートは、「ナチュラル」と「スペシャル」に分かれていて、「ナチュラル」の方は日常でもできそうな仕上がりになっています。日常で推し色に染まるとはこういうことか、ふむふむ。
ピンクやグリーンといったスタンダードな色から、シルバー、白などの特別感のあるカラーまで紹介されていて、その幅広さが決まった推しがいない私にもブッ刺さりました。確かに、最近メンバーカラーで白とかもありますもんね。
カラーメイクのあとは、リアルな推し活シーンに合わせたメイクテクニックが紹介されていて、超実用的。
「長時間のイベントの時の肌のテカリのお直しの仕方」や「オンライングリーティングでの盛れるメイク」など、推し活の場面の切実なクエチョンだからこそ、しっかり読み込んでしまいました。しかも、これって日常でもめちゃくちゃ使えますよね。
さらに、水や火などのモチーフから連想したメイクの提案もあり、どんどん自分でも何かメイクを生み出したい気持ちになってきます。メイクって、身だしなみや社会性の確保という重要な役割もあるけど、お絵描きするみたいに楽しむ日があってもいいよね!最高だよね!と、メイクモチベがどんどん高まっていきます。
『鬼滅の刃』のメインキャラ・我妻善逸をイメージした自作メイク
そういえば私もコロナ禍で外出自粛をしていた時に、『鬼滅の刃』を一気読みしてキャラクターの概念メイクを楽しんでいたことを思い出しました。
大人になると、毎日のメイクが完全にルーティーンになって、思い切ったことをしなくなってしまいがちですが、たまにはこういった刺激もいいのかも。私は思いっきり色を塗っておりますが、本書には日常に取り入れやすいメイクがたくさん紹介されているので、ぜひ試してみてください!