今日のエディターズ・ピックは、この秋冬に新調したアウターをご紹介します。
2着あるのですが気づけばどちらもグレーでどちらもショート丈でした!
バイラエディターが購入したグレーのアウター2種
左から
♦「アンクレイヴホワイト」のギャバジンブルゾン(色名はスレート)
♦「ジャッキー」のフェイクボアジャケット(アダムエロペで購入)
これ以外にも今年私のワードローブにはグレーの面積が一気に増えました。
もともと“圧倒的黒派”の自分がそこまでグレーに舵をきれるかな?と懐疑的だったのですが、最近では店頭で“迷ったらグレー”が合言葉に。ワントーンコーデのラクさとグレーという色の包容力を、毎日服を選ぶたびに実感しています。
購入したグレーアウターを詳しくレビュー
「Jakke(ジャッキー)」フェイクボアジャケット
Jakke(ジャッキー)の「AMY」というモデルのシャツ型ボアジャケット。色名はグレー。 筆者は身長165cm、Sサイズを購入し、袖丈がぴったりでした
「Jakke(ジャッキー)」は、ロンドン生まれのブランド。"動物保護”をモットーした取り組みで知られていて、動物保護団体PETAから2017年に「Best Faux Fur Brand」、2018年に「Best Wool Free Brand」として表彰されています。
エコファーの価値が高まる昨今、日本でもさまざまなセレクトショップで手に取れるようになっている「ジャッキー」。私の初対面もセレクトショップの展示会でした。そのボリューム、ふわふわの毛足に、見た目も手触りも「リアルファーと遜色ない!」と唸らされたものです。
そこからずっと心のウィッシュリストに留めていつつも、あまりにリアルなエコファージャケットなので、自分のスタイルにどう取り入れるか?が掴めないまま約4年。アダムエロペの店頭でカールしたボアのこちらを見つけた瞬間「行けるかも!」と思えたのは、グレーのおかげだったかもしれません。
試着しながらショップの店員さんが話してくれた、このフェイクボアジャケットの魅力は
✔シャツ型で裾もカーブしているので、ゴージャスになりがちなファーアウターがラフに着やすい
✔ボリュームがあるけれどとても軽い
今年はグレーのアイテムがとにかく市場に豊富。シンプル&ベーシックから、こういった存在感の強いアイテムまで選択肢が増えている印象です。だからこそ、いつもなら迷いそうなデザインも、グレーの世界に"なじませる”ことで手に取りやすいと感じました。
「アンクレイヴホワイト」ギャバジンブルゾン
「uncrave WHITE(アンクレイヴホワイト)」のギャバジンブルゾン。中にニットも着たかったのでLサイズ相当の2を購入。かなりゆったり、ノンストレスな着心地。
おなじみ東原妙子さんがディレクターをつとめる「アンクレイヴホワイト」。
このブランドのショートブルゾンは、スタイリスト佐藤佳菜子さんはじめ、愛用者がまわりに多く、着ている姿を見るたびに合わせやすそうだし軽そうだし、持ってたら絶対に便利だなと。「次こそ!」と狙っていたので展示会ですかさず購入しました。
購入してよく着るようになって実感したのは、首元のデザインのスマートさ。今年らしいスタンドカラーは留めてももちろん素敵だし、ラフに開けて着ても、襟がふにゃっと倒れてこないから常時すっきり、シュッとした首元がキープできます。
中にタートルを重ねても、上からコートを着たっていい。ほどよい着丈でボトムのシルエットもなんでも合わせやすい。この着回し力の高さで、秋口からファーストチョイスでいつづけてくれている1枚です。
スタンドカラーはリブ仕立て。小さなタブで留める仕様もかわいらしくてお気に入り。