そもそもYOKO CHANは、デザイナーの川副洋子さんが33歳でスタートさせたブランド。ハイブランドのPR経験を生かした確かなモノを見る目から生み出されたワンピースや、シャツやニットは、瞬く間に大ヒット。ファッション業界だけでなく、女らしくて体がキレイに見えて、そしてオシャレに見えるというデザインが、一般女性の心をつかんだのは、記憶に新しいところ。その川副さんが今年40代を迎えるにあたり、新たに始めることにしたのが、このREYC。大人になれば、より着心地のよさとシンプルさを求めるもの。彼女自身も、「20代・30代では、まだ迷ったり変わったりすることもある。でも、確立された大人の40代以降は、そう滅多に変わらない。だから、このブランドは、これから先のための服として作りたかった」と語るように、YOKO CHANにも通じるシンプルさや女らしさは、残しながらも、ぐっと上質で軽やかに。値段は少し上がるけれども、ハイブランドの服ほど高いわけではない。シンプルでいい服を求めている大人たちには、まさに心待ちにしていたものとも言えそう。軽くて滑らかな肌触りは素材の上質さを物語っている。そして彼女の真骨頂であるシルエットの美しさは、ますます磨きがかかり、コートをさっと羽織るだけで、ぐぐっと洗練された着こなしに見せてくれるんです。
展開は、YOKO CHAN 青山店とオンラインから8月ごろスタートするそう。自分に似合う服を探している人も、そうでない人も、ぜひチェックしてみて欲しい。REYC(リック)。この名前を覚えておいて、損はないですぞ! (副編ナカディ)