リモートワークが増え、「出社するときのおしゃれ」の度合い人がわからなくなってきた!という声が続出。頑張りすぎず、気取っていないのにどこかハッとする、スタイリストさとかな発のおしゃれアイディアを取り入れて! 今回は旬度が上がるさし色グリーンと、即・今年らしくなれるチェック柄コーデをご紹介。
旬度も気分も上げるならどこかに「グリーン」!
手軽に今っぽく印象を変えたいときに、効果的なさし色。中でもグリーンはベーシックカラーに溶け込みやすく、初めてでも取り入れやすいのでおすすめ。これまで人気だったセージやミントといったくすんだ色よりこれくらいパキッとしたグリーンのほうが新鮮だし、大人っぽく見えるので、通勤にも使いやすいはずです。
![桐谷美玲 旬度も気分も上げるなら どこかに「グリーン」!](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/4d/4d88ce6e-c8ce-4831-8a55-be0c554de3cc.jpg)
“黒や白に頼らない”のもグリーンをこなれて見せるコツ
強い色はベーシックカラーと合わせるのが定説。「ただし黒や白とだとコントラストが強すぎるので、グレーやブラウンといった中間色と合わせるほうが、抜け感が出ておしゃれ見えに。全身をまろやかなトーンでそろえておけば、グリーンを重ねていても派手な印象にはなりません」(佐藤さん)。ニット¥26400/フロム スカーフ¥15180/真下商事(ヴィンセンツォ ミオッツァ) パンツ¥17600/アンクレイヴ コート¥ 75900/ロンハーマン(エブール フォー ロンハーマン) ピアス¥38500・ネックレス¥16500/マリハ バッグ¥27500/オデット エ オディール 新宿店(ジ ャンニ ノタロ キャロル ジェイ) 靴¥59400/アマン(ペリーコ)
今ある服を楽しく着るために「チェック柄」を投入
限られた“会社に行ける服”を少しでも楽しく、今年らしく着るために、いつもの無地ジャケットをチェック柄に更新してみるのも手。そもそもジャケットは週に何度も着ることもあるので、「また着てる」と思われないためにも、チェックは地味色くらいが妥当。自分がよく着る色がたくさん入っているものなら、まず間違いありません。
![大政絢 今ある服を楽しく着るために 「チェック柄」を投入](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/5e/5e75c74d-c0ea-49b8-848a-4f3e1817cd48.jpg)
クリーミーな配色やアクセで着こなしはとことん女っぽく
「エコレザーのスカートを合わせたり、耳もとや手もとにきちんとジュエリーをつけたり、さりげなくツヤを足すのも女性らしく着るためのひと手間」(佐藤さん)。ジャケット¥90200(コルピエロ フォー エストネーション)・ニット¥19800(エストネーション)/エストネーション スカート¥19800/ガリャルダガランテ 表参道店(ガリャルダガランテ) ストール¥30800/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(アッパーハイツ) ピアス¥36300・バングル¥63800/ショールーム セッション(マリハ) ブレスレット¥7700/フォーティーンショールーム(イン ムード) バッグ¥42900/トゥモローランド(ヴァジック)
![佐藤佳菜子](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/a4/a4b68cb6-150e-4a74-bf8d-f1046b3425b9-198x199.jpg)
スタイリスト
佐藤佳菜子
さとう かなこ●“さとかな”の愛称でおなじみの敏腕スタイリスト。「ふつうの服」をこよなく愛し、色合わせやサイジング、小物使いで「なんだか素敵」な印象に仕上げるテクニックはバイラスタッフからも絶大な支持が。
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉 ヘア&メイク/シバタロウ〈p-cott〉(絢)、桑野泰成〈ilumini.〉(美玲) スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/大政 絢、桐谷美玲 取材・原文/伊藤真知 ※BAILA2021年12月号掲載