働くシーンで頼りになるパンツをスタイリスト福田亜矢子さんに選んでいただきました。まず押さえておきたいのが、定番の「黒の美脚パンツ」。今シーズンは女性らしくスタイルアップできるものをチョイスして。見慣れた黒パンツだからこを、旬のトップスと合わせて“女っぽさ”をアップ!
STYLIST
AYAKO FUKUDA
ベーシックを軸に都会的でフェミニンなエッセンスを盛り込んだスタイリングにファン多数。人気ブランドN.O.R.Cのディレクターとしても活躍。
【黒の美脚パンツ】スタイルよく見える=女っぽい!
「スタイルに自信をもてる“おさえの黒”が一本あるだけで、毎日のコーディネートが格段にラクになります。色そのものがシャープな分、ストイックに転ばない素材感やシルエットを吟味するのが女らしさへの近道」(福田さん)
AYAKO's SELECT POINT
☑ゆるテーパードシルエット
☑ソフトな微光沢素材
☑足首が見えるアンクル丈
腰まわりとヒップにほどよくゆとりがあるテーパードシルエットは、体型を問わず美脚に見える鉄板。しなやかな微光沢素材や軽やかなくるぶし丈を選ぶと、黒パンツならではのカチッと感が和らいで女らしさも得られます。
黒の美脚パンツの正解バランスは旬トップスとの“メリハリ”で決まる!
「見慣れた黒パンツだからこそ、トップスはトレンド感高めが正解。ボリュームの緩急や視覚効果で、ぺたんこ靴合わせでもスタイルよく」(福田さん)
1.ビッグカラーシャツ+黒の美脚パンツ
サクッと華やぎたい日は“真逆”のワンツーが頼りになる
王道のセンタープレス入り黒パンツを一気に女っぽく旬にシフトする襟コンシャツを相棒に。相反する組み合わせだからこそのすっきりした甘さも、大人にしっくり。モノトーンにグリーンのバッグを効かせて、遊び心もさりげなくON。パンツ¥59400・ブラウス¥56100/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) ピアス¥101200・ブレスレット¥96800/ホワイトオフィス(ジジ) バッグ(2月下旬発売予定)¥237600/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥64900/ジミーチュウ
2.袖コンブラウス+黒の美脚パンツ
華やぎとスタイルアップを同時にかなえるベストな組み合わせ
腰まわりを上手に隠せるきれいめ黒タックパンツは、ハイウエストが今年らしさのカギに。目線を上に誘うボリューム袖トップスをタックインすればより美脚が際立ち、誰でもバランスよくあか抜ける時短コーデが完成。袖コンの大胆なフェミニンさを照れずに楽しめるのも、黒パンツ合わせのいいところ。パンツ¥24200/アンタイトル ブラウス¥74800/カオス表参道(カオス) ピアス¥12650・ネックレス¥17600/ルーム3138(ローラ ロンバルディ) 靴¥59400/アマン(ペリーコ)
3.カラーカーディガン+美脚パンツ
優しいピンクをアクセントにパッと可愛げ盛り
サーモンピンクを効かせてモノトーンカジュアルをグッとチャーミングに。パンツがやわらかく落ちる素材ならスラッと見える上に、洗練度も上昇。パンツ¥15000/ノーク(ノーク バイ ザ ライン) カーディガン¥31900/スローン Tシャツ¥26400/マディソンブルー サングラス¥41800/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ピアス¥19800/ボウルズ(ハイク) バッグ¥125400/サードカルチャー(ミチノ・パリ) 靴¥22000/シードコーポレーション(ヴェジャ)
4.ロングジレ+美脚パンツ
縦長シルエットを意識してシンプルベーシックを新しく
究極にシンプルなノータックの黒パンツ×白カットソーのベーシックスタイルも、仕上げのジレひとつで今のバランスに一変。長めのジレだって足首が強調されるパンツ丈なら軽やかに見えて、体のラインがとびきりきれいに。パンツ¥3990/ユニクロ ロングジレ¥53900/インターリブ(サクラ) カットソー¥9350/ボウルズ(ハイク) チョーカー¥29700/プリュイ トウキョウ(プリュイ) バッグ¥52800/アルアバイル(ア・ヴァケーション) 靴¥50600/フラッパーズ(ネブローニ)
撮影/渡辺謙太郎(人)、魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/福田亜矢子 モデル/佐藤晴美 取材・原文/榎本洋子〈TENT〉 ※BAILA2022年3月号掲載