「ネイビーアウター」特有の辛口なテンションが、かわいい色も華やかな柄も受け止める
春本番の3月に向けて、本命アウターは今からカラー別でチェックしておくのが得策!
今回は、媚びないかっこよさが魅力のネイビーアウターを紹介。どんなアイテムも受け止める頼もしいカラーだから、春のワードローブにキレイ色や柄アイテムが多い人はぜひgetして。
「MACKINTOSH(マッキントッシュ)」のネイビーAラインコート
リラックス感あるAラインシルエットが、グッドガールなスタイルのハズし役に
コート¥97900/マッキントッシュ ギンザシックス店(マッキントッシュ) カーディガン¥75900/エイトン青山 シャツ¥20900/ルーニィ パンツ¥44000/キャバン 代官山店(キャバン) バッグ¥27500/ジャンニ キアリーニ 銀座店 カチューシャ¥13200/アレクサンドル ドゥ パリ GINZA SIX店 ピアス¥8800/ココシュニック(ココシュニック オンキッチュ) リング¥15400/ロードス(ripsalis) 靴¥44000/ザ・グランドインク(ロランス)
身幅と袖にゆとりのあるAラインシルエットがメンズライクなステンカラーコートは、ベージュやカーキよりネイビーが女っぽい。
襟付きシャツにニットカーディガンをレイヤードし、センタープレスパンツを合わせたグッドガールな着こなしに「MACKINTOSH (マッキントッシュ )」のコートを羽織ると、コンサバとはひと味違うこなれ感が!
ピンクパンツにレースパンプスという糖度高めな足元も、辛口コートだから堪能できる組み合わせ。
〈着こなしクローズアップ!①〉顔まわりにあえて甘さを残したカチューシャスタイルが好バランス
ヘアをスッキリさせることで、マニッシュなAラインコートとバランスが取れ女らしさも倍増。
まとめるのもいいけど、顔まわりに甘さを残したいならカチューシャが使える! ヘアになじむ細めの黒カチューシャから少し前髪を引き出し束感をつくると、ネイビーのイメージとリンクした媚びない可愛げが簡単に。
〈着こなしクローズアップ!②〉ネイビーとの配色でピンクの愛らしさを大人っぽくシフト
芯の強さが漂うネイビーと愛らしいピンク。相反する魅力を併せ持つ「ネイビー×ピンク」の組み合わせは、大人になった今こそ取り入れたい配色。
パンツのコーラルピンクと、バッグのヴィヴィッドピンクの濃淡グラデーションでコーデに奥行きを出すのもポイント。
「ebure(エブール)」のネイビージャケット
気分高まる華やかカジュアルを紺ブレでクラシカルに格上げ
ジャケット¥75900/ebure GINZA SIX 店 トップス¥6930/メイデン・カンパニー(ブルースセントリック) スカート¥31900/インターリブ(サクラ) バッグ¥34200/ポレーヌ カスタマーサービス(ポレーヌ) ネックレス¥9350/ココシュニック(ココシュニック オンキッチュ) 右手人差し指リング14300・左手人差し指リング¥59400/ジ アナザー ミュージアム(アルティーダ ウード) 右手薬指リング¥52800〜/マリハ 靴¥36300/ベイジュ(ピッピシック)
通勤にも休日にも活躍するネイビージャケットは、一枚は持っておきたいアイテム。中でも「ebure(エブール)」の紺ブレは、美しいシルエットに定評のある名品。
ロゴカットソーと、ボタニカル柄のドラマチックスカート。着映え力たっぷりな組み合わせに羽織ることで、30代らしい大人の着こなしに昇華。
大胆なロゴは、ネイビージャケットの間からチラ見せすれば程よいアクセントに。女っぷりが上がる柄スカートは甘さとカジュアル感が引き算され日常に溶け込む一着に印象チェンジ。
ネイビージャケット一着あれば着こなしの幅が広がるから「着たい」を諦めずお洒落を楽しめちゃう!
〈着こなしクローズアップ!①〉ドライタッチなツイード生地と、アンティーク調のボタンがこなれ見えのポイント
永遠のベーシック「ネイビージャケット」こそ、アップデートが必要。お仕事服を洗練させ、休日服にもなじむ一着を選ぶにはディテールにもしっかりこだわりたい!
・やわらかさとドライタッチを兼ね備えたツイード生地
・主張しすぎずも洒落感を印象づけるアンティーク調ボタン
・程よくシェイプされたウエスト
・ヒップにかかる長め丈
などなど、真面目になりすぎないセレクトを。
〈着こなしクローズアップ!②〉アクセにもバッグにも、ネイビージャケットと相性抜群な「黒」を投入
気品あるネイビージャケットの雰囲気を崩さずコーデを華やかにしたいなら、ネイビーと似て非なる黒で遊び心を!
ブラックストーンをあしらったリングや、黒のエコレザーをMIXしたかごバッグなど、自分のワクワクに正直に選んだアイテムも、黒小物ならまとまりよく。目利きの女友達にも一目置かれる上級ベーシックに。
撮影/木村 敦 ヘア&メイク/河嶋 希(io) スタイリスト/門馬ちひろ モデル/佐藤晴美 取材・文/宮田彩加