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【お仕事韓ドラに学ぶオフィスカジュアル】「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」&「ユミの細胞たち」から学ぶ通勤スタイル

ときめきと元気をくれる韓国ドラマは、おしゃれも見どころ。ストーリーを彩るヒロインを働く女性目線でファッションチェック! 今回は、大人気「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」と「ユミの細胞たち」のお仕事コーデを、韓ドラ愛が止まらないスタイリストとエディターが解説!

韓ドラ愛を語るのはこの二人

スタイリスト

池田メグミさん


きっかけはコン・ヒョジンとコン・ユの青春学園ドラマ『乾パン先生とこんぺいとう』。俳優を掘り下げるタイプで所属事務所までチェックする筋金入り。

エディター

陶山真知子さん


ロマンスからイメケン時代劇、闇の深ーい社会ネタまで幅広く。韓ドラ歴長めで、バラエティやファッション、音楽、食などKカルチャー全般が好き。

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 ー이상한 변호사 우영우ー

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

見続けるほどにすべてのキャラクターが愛しくなる
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
Netflixシリーズ独占配信中
自閉症スペクトラムの新人弁護士が、様々な困難に立ち向かいながら成長していく姿を描き、日本でも大反響。登場人物のキャラや難しい法律用語が飛び交うストーリーが魅力。世界中のファンがシーズン2の制作を待っている。

新人弁護士ウ・ヨンウ 우영우 Woo Young-woo

池田 新人弁護士のヨンウは、セットアップ率が高い。斜めがけバッグやチャンキーヒールも彼女の必須アイテム。

陶山 日常生活を送る上で、彼女にとって心地いいセットなんだろうね。

池田 同僚の親切なスヨンは、まじめできれいめベースだけど、職場で浮かないおしゃれのギリギリのラインをうまく攻めてる印象。ツイードジャケットのインにフリルブラウスを仕込んだり、法廷シーン以外のときは、イエローのスーツを着ていたり……。

陶山 確かに。二人とも誠実で有能な弁護士として、上品できちんとしているけれど、自分らしさや好きなものを楽しんでいる気持ちが伝わってくる。同じキャストでシーズン2を熱望!

新人弁護士ウ・ヨンウの 一本気なセットアップルック

新人弁護士ウ・ヨンウの一本気なセットアップルック
「変わることを好まず、強いこだわりを持つ彼女の基本は、ジャケットと、ひざ下丈のフレアやタイトスカート。けなげに仕事するヨンウを演じるパク・ウンビンの目線やしぐさの繊細な演技も見事!」(池田)。コート¥63800・スカート¥35200/マルティニーク ルコント ルミネ有楽町(マルティニーク) カットソー¥18700/エイトン青山(エイトン) バッグ¥74800/ボウルズ(チャコリ × ハイク) 靴¥52800(伊勢丹限定)/アマン(ペリーコ)

同僚弁護士チェ・スヨン 최수연 Choi su-yeon

同僚弁護士チェ・スヨンの 華のある実務スタイル

同僚弁護士チェ・スヨンの華のある実務スタイル
「いつもヨンウに手を差しのべるスヨン。スラックスをはきこなす、華と知性のある素敵な人」(陶山)。ジャケット¥59400・パンツ¥28600/アルアバイル シャツ¥18700/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(ユナイテッドアローズ) イヤリング¥44000/ココシュニック 時計¥64900/シチズンお客様時計相談室(シチズン クロスシー) バッグ¥297000/エイチ アイ ティー(ロウナー ロンドン) 靴¥16500/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)

「ユミの細胞たち」ー유미의 세포들ー

「ユミの細胞たち」

©STUDIO DRAGON CORPORATION

人気俳優が繰り広げる実写と可愛い細胞たちのCGが共演♡

「ユミの細胞たち」
シーズン1〜2 Prime Videoで配信中
主演のキム・ゴウンの相手役(シーズン1)は、「梨泰院クラス」の悪役で大ブレイクしたアン・ボヒョン。二人のとんとん拍子に進まないリアルな恋愛描写や気持ちを、細胞というキャラクターとともにハートフルに表現。

食品会社の財務部代理キム・ユミ 김유미 Kim Yumi

陶山 大好きなキム・ゴウン演じるユミに感情移入しすぎて、ドラマを見終わってからずっとOSTも聴いてる(笑)。実写とCGって違和感があるかなと思ったけど、本当によくできていてセンスを感じます。ユミの心情を洞察するサラン細胞とかファッション細胞、下心細胞のCGが、もう可愛くて可愛くて……。

池田 韓国で人気のウェブトゥーン漫画が原作ですよね。ユミのファッションにも注目が集まっていましたね。

陶山 どちらかというと地味で普通の服なのにおしゃれ。

池田 ですね。ジャケットやベスト、シャツという身近なワードローブが、ちょっとした組み合わせで洒落て見える。カラーはベージュ系が多く、ビッグシルエットなどサイズ感もいい。

陶山 私のお気に入りのファッション細胞曰く、彼女のカジュアルは「“꾸안꾸クアンク”スタイル」。韓国で“着飾っているような着飾っていないような”という意味の省略語らしい。

池田 日本の抜け感に近いのかな。戦略的だけど、今っぽく自然に見せている。ユミはベーシック上級者ですね。

食品会社の財務部代理 キム・ユミの“クアンク”カジュアル

食品会社の財務部代理キム・ユミの“クアンク”カジュアル
「ソウルで独身一人暮らしという設定。考え方もおしゃれも現実的なユミを身近に感じられる」(陶山)、「やわらかいワントーンで着るニットベストとシャツはオフィスシーンの定番セット」(池田)。ニットベスト¥42900・シャツ¥36300/エイトン青山(エイトン) パンツ¥22000/ルーニィ 時計¥26400/シチズンお客様時計相談室(シチズン キー) バッグ¥159500/J&M デヴィッドソン カスタマーセンター(J&M デヴィッドソン) 靴¥30800/wqa1(カルチェグラム)

撮影/黄瀬麻以 ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/池田メグミ  モデル/宮田聡子 構成・原文/陶山真知子 ※BAILA2023年5月号掲載

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