コーディネートが単調になりがちな夏、おしゃれプロはどんなテクニックでおしゃれを楽しんでる? シンプルながら絶妙な洒落感のスタイリングが人気のスタイリスト・百々千晴さんの、ワンツーコーデの着こなしのこだわりを教えてもらいました!

スタイリスト・百々千晴さんのワンツーコーデ術
「Tシャツやシャツを着るときは、タイトなものかオーバーサイズかどちらかに振り切るのが今の気分。その分、ボトムでバランスをとる。シンプルな服でも無理に盛らず、全身で引き算することが大事だと思います」(百々千晴さん・以下同)
【Tシャツの日】定番ワンツーがこなれるコツは丈感と肌見せバランスにあり

「私の場合、夏はTシャツ+デニムのシンプルコーデが基本。最近よく着ているコンパクトなTシャツは、ひざ下丈のデニムパンツを合わせれば、全身のバランスもとれるし、清涼感もある。二の腕や足もとからのぞく素肌がほどよくヘルシーで、コーデのいいメリハリになってくれます」
T-SHIRTS:SHISHIKUI
BOTTOM:SHISHIKUI
BELT:VAKT.
NECKLACE:ALIITA
SHOES:BOTTEGA VENETA
BAG:TOUT Y EST

「ゴールドのバックルが存在感のあるローファーは、甲浅で真夏でも素足で履けるのがお気に入り」
【Tシャツ以外の日】端正なデザインのシャツには個性派ボトムでらしさをプラス

「韓国ブランドRECTOのシャツ。正統派デザインな分、ゆったりとしたオーバーサイズを選べば、ほどよい抜け感が加わって、こなれた印象に。デニムはジャストサイズなものを選んでリズムをつくって。配色にひとくせあるデニムを取り入れれば、定番スタイルも新鮮に映るはず」
TOPS:RECTO
BOTTOM:SHISHIKUI
SHOES:CHANEL
WATCH:Cartier

「手もとはWフィンガー、モチーフリングで遊びを。その日の気分で自由につけかえて楽しみます」
撮影/田中 瞳 ※BAILA2025年8・9月合併号掲載


























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