30代、ファッションを楽しむコツって? 創刊20周年を記念して、バイラのファッションページを担う賢者たちがアドバイス。エディター東原妙子さんは、上質なものに触れて高揚感を味わうことが大事!とアドバイス。
洋服だけでなく上質なものに触れることが価値あるものを見つける近道
「気分を上げてくれる手段ってたくさんあるけれど、その中でもファッションは最も手軽で簡単にできるものだと思うんです。なりたい自分をイメージしてコーディネートするだけで、理想の自分に近づけるってすごく楽しいですよね。私にとってファッションは趣味であり、娯楽であり、エンターテインメントなんです。それを楽しむために、自分の気分が上がる服がどんなものなのか、きちんと知っておくことは私にとってすごく重要なこと。値段にかかわらず、仕立てがよくて体のラインがキレイに見える服を着ると、高揚感に包まれます。自分にとって本当に価値のあるものが見つかると、もっとファッションが面白くなると思います」
《34歳の頃》
「バイラの着回しルポでの1カット。ベーシックでシルエットがきれいなものが好きなのは、当時も今も変わりません」
エディター
東原妙子さん
大学卒業後、銀行に3年勤めたあと、出版社に転職。28歳でフリーランスとして活動を始める。現在はアンクレイヴのクリエイティブディレクターも務めている。
撮影/西出健太郎(2011年6月号) 取材・原文/菊池美里 構成/岩鼻早苗〈BAILA〉 ※BAILA2021年6月号掲載