@BAILAの大人気企画「ユニクロ達人、エディター伊藤真知さんは何を買う?」が、2024年秋バージョンとして登場! まだ暑い今の時季からすぐに使える秋トレンドや本命ニット、高見えコーデのコツ……など、ユニクロ達人として知られるエディター伊藤真知さんが厳選した新作&リアルなコーディネートで読者のお悩みを全5回にわたって解決。第2回目は、薄着の季節にこそ悩ましいシンプルコーデの“地味”問題。こんなセットアップ&ワンピースであか抜けて!
![伊藤真知さん](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/90/90fb6f95-cfa5-4986-a733-b7668df4081b-1750.4788545255x1736.0407710632.jpg)
ファッションエディター
伊藤真知さん
出版社勤務の後、フリーのエディター&ライターとして活躍。自身のユニクロ好きが高じ、2019年には著書『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』を出版したことでも話題に。身長155cm。
1.【読者からの質問】地味になりがちなシンプル服でもおしゃれに見せたい!
読者voice
・みんなとかぶるので派手なアイテムは買いづらい。かといってシンプルな服ばかり選ぶと、シンプルを通り越して地味になることが多い。(広告代理店・34歳)
・ユニクロ=シンプルなので、重ね着やアクセを合わせるなどして組み合わせを考える必要がある。大事な日は着るだけでおしゃれ見えする他のブランドの洋服を選んでしまいます。(フリーランス・29歳)
・ベーシックすぎると飽きて、結局着なくなってしまうので無駄な出費になりがち。着るだけで心がときめいて、長く愛せるアイテムを選びたい。(銀行員・32歳)
2.【真知さんの回答】楽してキマる!「セットアップ」と「ワンピース」が狙いめ
Machi’s Answer
「職場で街で、時には家族とさえも……どうしても“かぶって”しまうユニクロ服。同じとわからないように極力シンプルなものを選びがちですが、気づけば地味になりすぎたり、メリハリがなく単調に見えたりと、とくに薄着の季節の“どシンプル”はハードルが高いもの。そんなときこそ主張しすぎず、でもどこか洒落て見える、こんなセットアップやワンピースがおすすめです。華やかな色柄でなくとも、上質感のある素材や体を入れただけできれいに見えるシルエットは、感動すらしてしまうほどの名品! “楽してキマる”から、暑くてコーデを考えるのが億劫な毎日にもぴったり(笑)」(真知さん・以下同)
3. 高見えにも着やせにも効く「黒セット」
ユニクロ「クレープジャージーノースリーブT」¥1500(売り切れ次第販売終了)「クレープジャージーストレートパンツ」¥2990
「ほどよく落ち感のあるクレープジャージー素材を使い、シンプルながらも高級感たっぷりのノースリトップス+ワイドパンツ。それぞれ単品でも買えますが、セットで着ることですらっときれいなIラインが完成するので、これはもう絶対にセットアップでそろえておくのがおすすめ。価格も上下で4490円と、秋の新作でコーディネートがそろうと考えればかなりのお手頃です」
![ユニクロ 着やせセットアップ 全身コーデ](https://img-baila.hpplus.jp/lg=9/b/common/large/image/76/7639aeeb-1723-430a-9c5d-fc89e3d79575.jpg)
クレープジャージーノースリーブT(ブラック)¥1500・クレープジャージーストレートパンツ(ブラック)¥2990/ユニクロ 手に持ったジャケット¥41800/セテンス ネックレス¥29700・バングル¥52800/アダワットトゥアレグ ピアス¥28600/マリハ バッグ¥17600/ピーチ(ヴィオラドーロ) 靴¥16500/The Edit store(ルッカ)
「アイテム数の多いユニクロですが、トップスとボトムの色と素材がぴったり合い、セットアップで着られるものは意外と少なかったりもするので、そういった意味でもちょっと新鮮! オリーブやナチュラルなど、おしゃれなワントーンが作りやすい秋色も気になりますが、万能なのはやっぱり黒。今どきのリラックス感のあるシルエットでも締まって見えるし、いい意味で目立ちにくいので、たとえ“かぶって”もあまり気になりません」
![ユニクロ 着やせセットアップ 小物寄りカット](https://img-baila.hpplus.jp/lg=9/b/common/large/image/c2/c274f244-65bd-4454-bece-e52c195a9319.jpg)
「そして実はこのパンツ、オンラインストアでは標準丈のほかに、丈短めと丈長めから選べるので、より体に合った一本が見つかります。シンプルな服をおしゃれに見せたいときほど、大事なのはサイズ感。よく履く靴に合わせてパンツはちゃんと試着して丈を選び、トップスも少しゆるく感じるようであればワンサイズ小さいものを選んでも。面倒に感じるかもしれませんが、このひと手間をかけるだけで体がぐっときれいに見えて、それが“シンプルでもおしゃれ”につながったりもするので、ぜひサイズだけはこだわって選んでみてください」
4. 「異素材ワンピ」ならスタイルアップも簡単!
ユニクロ「コンビネーションワンピース」¥4990(8月中旬発売予定)
![ユニクロ コンビネーションワンピース](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/79/79f97946-8b53-413e-8cb7-2239216b0dbb.jpg)
「ユニクロは新作の出だしが早く、6月頃からちらほらと登場していましたが、これは8月に発売されたばかりの最新作! まだまだ“かぶりにくい”という意味でも嬉しい『コンビネーションワンピース』です」
![ユニクロ コンビネーションワンピース 全コーデ](https://img-baila.hpplus.jp/lg=9/b/common/large/image/29/298a2fc7-98e8-4d54-abba-4e236ebce33e.jpg)
コンビネーションワンピース(ダークグリーン)¥4990・レザータッチスクエアショルダーバッグ(オフホワイト)¥2990/ユニクロ ベスト¥29700/マイカ アンド ディール 恵比寿店(マイカ アンド ディール) ピアス¥12100・ネックレス¥12100/ショールーム ロイト(ニナ・エ・ジュール) 靴¥38500(9月入荷予定)/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)
「上はカットソー、下はプリーツスカートを配し、一枚で様見えするワンピース。先ほどのセットアップと比べるとややデザイン性はありますが、プリーツスカートは比較的着慣れたアイテムですし、シックな秋色も上品なので、初めてでも取り入れやすいはずです。ハイウエストな切り替えや、腰まわりは裾と比べて細いプリーツを使って広がりを抑えるなど、さっと着るだけでスタイルよく見える工夫がちりばめられているのも優秀!
一枚でコーディネートが完成されているのでそのままで充分ですが、前回の記事でもご紹介したように、今年はベストやジレが大ブームなので、重ねて“味変”してみるのもおすすめ。トップスはベーシックなクルーネックでジャケットとも相性がよく、お仕事からカジュアルまで幅広いシーンに使えて、着回し力も絶大です」
5. 大バズり中の「ショルダーバッグ」にも注目
ユニクロ「レザータッチスクエアショルダーバッグ」¥2990
![ユニクロ レザータッチスクエアショルダーバッグ 着用画像](https://img-baila.hpplus.jp/lg=9/b/common/large/image/1a/1a8cd612-047e-4eb2-9d60-7716a57f3b09.jpg)
「そんなワンピースに合わせていたこのバッグも、シンプルなのに洒落て見える名品! 大ヒットした『ラウンドショルダーバッグ』に続くバズりバッグとして話題の『レザータッチスクエアショルダーバッグ』です」
![ユニクロ レザータッチスクエアショルダーバッグ](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/3d/3ddeb55e-ae1b-4c4f-a5cc-93300106d146.jpg)
「上質なレザーに見えて、本革よりも軽く扱いやすい“レザータッチ”のショルダーバッグ。こっくりとした秋色の服に映えるオフホワイトをはじめ、黒、ダークブラウンの3色はどれも高級感のあるいい色です。コーディネートを選ばないミニマルなデザインですが、背高なタンブラーや折りたたみ傘など防暑対策に欠かせないグッズもまるっと収まるので、お出かけに手放せません!」
撮影/遠藤優貴(人) ヘア&メイク/加藤志穂〈PEACE MONKEY〉 スタイリスト/池田メグミ〈TENT〉 取材・文/伊藤真知