【ユニクロ 読む試着室】話題の「感動ジャケットリラックスフィット」を試着レビュー！ゆったりシルエットでレイヤードも決まる！

ライターが「今使える！」と思った、ユニクロ（UNIQLO）の優秀アイテムを紹介する連載「ユニクロ 読む試着室」。読者が本物を手に取ったのと同じくらいにアイテムのよさやディテールが伝わるよう、サイズなどを編集部独自に調べ、細部の写真多めでご紹介します！　

働く女性なら１着は持っていたい、ジャケット。ユニクロといえば、速乾、伸縮、軽量の機能を兼ね備えたことで発売するやいなや人気となった「感動ジャケット」がありますが、なんとこの冬、そのジャケットがシルエットを新たに新登場！　ということで今回は、寒い時期からレイヤードしやすい、その名も「感動ジャケットリラックスフィット」（￥6990）のご紹介です。

「“リラックスフィット”だと、きちんと感があるのか心配」「ジャケットだし、お手入れが大変そう」「せっかくだからオフの日も着たい」という声も聞こえそうですが、実際のところは？　では早速見てみましょう。

今回レビューするのは、感動ジャケットリラックスフィットのグレー、Mサイズ。一見なんの変哲もない、だからこそ持っていて損はないシンプルなジャケットに注目しました。

素材の表示を見ると、表地はポリエステル100%。ポリエステルは衣服によく使われる素材ではありますが、その特徴は「高い耐久性」「虫に食われにくい」「速乾性がある」「軽い」「シワになりにくい」という点が挙げられます。

肌触りは、さらっとドライな感じ。生地はかなり薄めで、明るいところで見ると写真のように光が透けるのがわかります。つまり風を通すので、このジャケットだけで外を回るのは、今の時期は現実的ではないですが、アウターを重ねれば問題ありません。

ちなみにジャケットの生地は、「UPF50+」と、紫外線カット機能つき。この数値は「素肌でいるときと同じように日焼けするまでに50倍以上の時間がかかる」ということを表しています。空気が澄んでいたり、雪の照り返しなどで意外と紫外線が気になる今の時季も含め、通年出番があるジャケットにUVカット機能がついているのはありがたいですね。

このジャケットは、なんと手洗い可能。自宅で気軽にケアできるうえ、ポリエステルで「速乾性がありシワになりにくい」ので、洗ったあともキレイなシルエットが叶います。

オールシーズン着られる、この感動ジャケット。長袖ですが、明るい色みのため暑い時季も暑苦しく見えないでしょう。今季の新作「ジャンプスーツ」のダークグレーと見比べると、ジャケットの明るさがよくわかります。

ボタンも生地と同色のグレー。写真のようにマーブルがかっているのもおしゃれです。

感動ジャケットリラックスフィットは、従来よりゆとりのあるシルエットがポイントのジャケットです。確かに写真を見ると、少し身幅が広めの印象。ウエストのくびれも見られません。

ですが、背面を見るとウエストからの広がりは若干ありそう。体のラインがより出る後ろ姿はキレイにスッキリ見せてくれそうです。

肩のラインも、しっかり出る仕様。というのも裏返すとわかるように、肩パッドのような厚手の生地が肩に施されており、薄手のジャケットながら肩に直線的なラインを作ってくれます。ここが丸みを帯びると一気にカジュアルさが増すので、仕事着として使うなら特に注視したいポイントです。

ほか、後ろ身ごろのスリットや胸ポケットを見るとわかるとおり、縫製もとても丁寧でキレイです。

なるほどと感じたのが、脇ポケットの大きさ。写真のように若干後ろ身ごろにもはみ出るサイズと位置で、視覚的に細身効果も狙えそうなデザインをしていました。このデザインによってほどよいカジュアルさも加わるため、オフコーデに取り入れるのも素敵に仕上がりそうです。

ちなみに、首もとのタグはこんな感じ。気のせいか、他アイテムに使われているものよりロゴが目立ちにくい仕様な気が。ビジネスシーンではジャケットを脱ぐこともありますが、そのときにブランドやメーカーがあからさまにならないというメリットも。それも加味してのこのタグなら、さすユニクロ様です……！

現在取り扱っている感動ジャケットリラックスフィットのカラーバリエーションだと、グレーのほか、ベージュとブラックがあります。どれもオールシーズン使いやすい万能カラーですね！

店頭で着ずとも手持ちのアイテムと比較できるよう、気になるサイズをメジャーで測ってみました！　この後コーディネートでも提案時に着ているMサイズの数値なので、着用写真と合わせてチェックしてみてくださいね。

※サイズは編集部調べ。ユニクロが提示している公式な数値ではありません。また、物によってサイズには若干の差があるので、あくまで参考として、見てくださいね！

お尻が隠れるくらいの長さです。

リラックスフィットという通り、少し余裕の出るサイズです。

「リラックスフィット」とは言いますが、この辺りは大きい作りというわけではなさそうです。

肩幅が狭めの私にとっては少し広め。ですが肩パッドのおかげもあって、同じような悩みのある人でもキレイなシルエットで着られると思います。

若干長め。なので中に重ね着しても窮屈になったり袖丈が足りなくなったりしません。

少し太いかも。スウェットを中に着られる程度の幅がありました。

オールシーズン着られるとはいえ、今の時季単体で着るにはさすがに寒いので、ユニクロの定番アイテムともいえる防寒用のインナー「パフテックコンパクトジャケット」のMサイズを中に合わせました。

ご覧のとおり、裾や袖、襟からもインナーがはみ出ることはありません。胸もとのVのラインもキレイに収まっています。ゆったりしたシルエットなので、動いてもインナーが見えないという点では、従来の感動ジャケットよりやはりレイヤードコーデに優れていると言えるかもしれません。

アイテムのスペックがわかったということで、続いてはこのアイテムをどうコーデに取り入れるか？　キレイめ＆カジュアルの２通りで考えてみました。

「リラックスフィット」だからこそ、仕事以外でも使いやすいこのジャケット。ということで、キレイめ＆カジュアル寄りの取り入れ方を考えてみました。

普段からユニクロは基本的にMサイズ（時々Sサイズ）を着ている162cmのライターが、Mサイズを着用。コーデに取り入れたときのサイズ感も参考にしてみてくださいね。

着用者：身長162㎝

ジャケット／感動ジャケットリラックスフィット（￥6990）
バッグ／2WAYショルダーバッグ（￥3990）
その他／私物
私物以外ユニクロ

華やかでコーデの主役になるキラキラなトップス。ジャケットでキレイめな印象を強化＆キラキラの露出を抑えれば、オフィス向けのコーデになります。これにコートを羽織れば、今の時季でも問題ないですね。

着用者：身長162㎝

ジャケット／感動ジャケットリラックスフィット（￥6990）
バッグ／2WAYショルダーバッグ（￥3990）
その他／私物
私物以外ユニクロ

ゆったりしたフーディを着てみましたが、このとおりジャケットを羽織っても窮屈な印象はありません。カジュアルながら、肩パッドによってシャープなラインがいきているので、どことなくキレイめな印象も残したままです。

「シーズン問わず着られる１着をとりあえず持っていたい」「仕事以外でも使えると嬉しい」という人こそ買って欲しい「感動ジャケットリラックスフィット」。自宅でのケアも簡単なので、ジャケットにハードルの高さを感じている人にも「とりあえず買って！」とおすすめできるアイテムです。

ちなみに、レイヤードの例で登場した「パフテックコンパクトジャケット」も今持っていたい、超優秀な１枚。こちらも同連載の下記で徹底レビューしているので、お見逃しなく！