
1933年、銀座5丁目に靴専門店としてオープンした「ワシントン靴店」。現在でもその歴史やデザイン性、履き心地のよさから、働く女性の足もとを彩り続けています。そんなワシントン靴店の2025年秋冬展示会をレポート! 気になったシューズをご紹介していきます。
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晴雨兼用の「Always Fine」シリーズでどんな天気も乗り切れる

2025年の秋冬は、トラッドなムードが中心。そんな気分を象徴するように、ストラップつきのモカシンやタッセルローファーなど、通勤にもぴったりなレザーシューズが多く展開されていました。

タッセルローファーは、ツヤのあるエナメルと甲浅デザインでフェミニン。

ハンサム派にはTストラップシューズがおすすめ。

実はここに並んだシューズ、ほぼすべて晴雨兼用なんです! 「Always Fine(オールウェイズ ファイン)」シリーズは、撥水加工を施したレザーを使用、内側には止水加工を施すなど、雨の日でも気兼ねなく履ける機能を持ったレイン対応コレクション。インソールの青い文字が目印です。“いかにも”なレインシューズ感がなくて、毎日でも履きたくなりそう。
今年登場したレディス新ブランド「W」がかなりいい

2025年の3月に、ワシントン靴店から新たなブランドがスタートしました。それが「W(ダブリュー)」。都会の洗練されたライフスタイルを提案するシューズブランドで、ファッションも快適さも自分らしく自由に楽しみたい女性に向け、遊び心のあるデザイン性と機能性のある最高の履き心地を提案しています。

ストレッチ素材のスリッポンにはビジューがたっぷり。

秋冬カラーのガーリーなデザインも展開。

休日コーデを彩ってくれそうなスニーカーがたくさん! ベルベットのシューレース、大粒のビジュー、超幅広の面ファスナーetc…大人だからこそ思い切り楽しめるディテールが満載です。


くるくるのファーをあしらったクロスベルトサンダルや、トリプルストラップのフラットシューズも、秋冬のシンプルコーデを華やかに盛り上げてくれそう。
スタンダード、だけど心地よく洒落てる「WASH」

もう一つ、気になるインラインブランドが「WASH(ウォッシュ)」。“進化するスタンダード”をコンセプトに掲げ、スタンダードなフォルムに時代の気分をさりげなく取り入れたラインナップを展開しています。
超プレーンなフラットシューズは、スクエアトゥと甲深シルエットで洗練された雰囲気。ワイドなパンツからちらりと覗かせたいですね。

WASHでもトラッドなシューズを発見。ビットローファーやTストラップのモカシンなど、どこか懐かしさや温かさを感じるアイテムが多くそろいます。

レザーが薄めで柔らかく、とにかく軽いのも嬉しいポイント。かかとに芯材を入れていないので、こんなふうに潰して履いてもOKです。
お気に入りは「Always Fine」のハンサムなオペラシューズ

筆者のお気に入りは、「Always Fine」のハンサムなオペラシューズ。エナメルのツヤやサイドにあしらったゴールドの金具がさりげなくも華やかで、パンツにもスカートにも合わせやすそう!

ヒールは2cmくらい。

実際に履いてみると、きちんと感はあるのに軽くてかなり楽。白ソックスとの合わせもいい感じです。

実は甲部分にゴムが配してあり、フィット感を高めてくれているんです。
ワシントン靴店で毎日履けるトラッドシューズを見つけて

ワシントン靴店の2025年秋冬展示会の模様をお届けしました。90年以上にわたって靴を作り続けるブランドだけあり、毎日履きやすい工夫がなされたシューズばかりでした。しかもどれもアップデートされ続け、デザイン性も抜群。今年は足もとから秋に乗り換えてみたくなりました。皆さんもぜひ気になるシューズを見つけてくださいね!
取材・文/堀越美香子
























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