ふと目をやった手もとにお気に入りのリングがあるだけで、どんなに忙しい日も前向きに。今、自分にご褒美を贈るなら、まずは長く愛せる価値あるリングをひとつ! おしゃれなスタイリストやエディターが選んだ投資リングを紹介。人気は、一点で自分らしさがアピールできる個性的なボリューム系!
humのオーダーリング
スタイリスト吉村友希さん
「右のレースリングは、30歳の記念にオーダー。それまでリングをあまりしないタイプだったのですが、これは重ねづけもしやすくてデイリーに大活躍。その後、30代半ばで左のプレートリングが仲間入り。どちらも裏側に買ったときの年齢を刻んであり、手にするたびにその頃の思い出がよみがえります」
narin.のロマンチックな色石
スタイリスト佐藤佳菜子さん
「年々濃い色石が似合わなくなったと感じるように。そんな中、昨年出会ったのがモデルのヨンアさんプロデュースのリング。見た目はおもちゃのようなのに、上質なアクアマリンとダイヤモンドで大人の遊び心満点! 透き通るようなブルーが手もとを明るくしてくれるところも気に入っています」
Cartierのマイヨン パンテール
エディター渡辺敦子さん
「ハードすぎないボリュームリングを探していた27歳頃に購入したのが、このサムリング。シルバーとは異なる、ホワイトゴールドならではの冷たい華やかさに惹かれました。親指につけると、手もとに強いムードが漂うところが好き。お手入れがラクな点も、ズボラな私に合っています」
MARIHAのローズクォーツ
PR河野なみこさん
「仕事で自分を追い込んでいた30代初め頃、マリハのデザイナーのマリエさんにすすめられたのが、“自己愛”という石言葉を持つローズクォーツのリング。優しいピンクに癒されているうちに、プライベートな時間も大切にできるようになり、その後結婚。人生の転換点になったリングです」
TASAKIのデインジャー
ライター道端舞子さん
「デインジャーが発表された2009年は産休から復帰したばかりで、モノへのときめきもなくなっていた頃。唯一心を動かされたこのリングを思い切って購入しました。引き出しを開けるといつも堂々と待ちかまえてくれている姿に、毎回ときめくとともに、仕事への姿勢も思い出させてもらっています」
撮影/西原秀岳〈TENT〉 取材・原文/栗田瑞穂 ※BAILA2023年6月号掲載