バイラ世代は、これからの時間をともに過ごす上質な時計を手にいれるべき適齢期。スタイリストやエディター、先輩たちの時計選びの経験を参考にしながら、ステディブランドの最新や名品から、私だけの運命の一本を探して。
スタイリスト 杉本学子さん「”きちんとした時計をしている人”という女性像に憧れがあります」
スタイリスト杉本さんの時計との出合いヒストリー
■ 33歳 HERMÈS ケープコッド

念願のコレクションに行けた記念にパリで購入。マルタン・マルジェラ期のダブルベルトで、アクセ感覚で愛用。
■ 36歳 CARTIER ラドーニャ

カルティエの中ではひとくせある存在感にひと目ぼれ。クロコダイルをモチーフにしたブレスレットが特徴。
■ 38歳 PATEK PHILIPPE ゴンドーロ

いつかは、と思っていたブランドの上質なヴィンテージと出合い購入。ゴールド部分の繊細なつくりが美しい!
■ 41歳 CARTIER サントス

辛口な黒フェイスがお気に入り。コンティニュエという店で見つけた替えベルトでカジュアルにアレンジ。
スタイリスト 池田 敬さん「ファッションの一部として、スタイリングの完成度を上げるもの」
スタイリスト池田さんの時計との出合いヒストリー
■ 26歳 独立したばかりで夢中で働いていた頃は「G-SHOCK」などのカジュアルな時計をその日のコーデに合わせて。
■ 30歳 IWC マーク 16

初めて買った“いい時計”。当時はメンズの仕事も多く、スーツにも合うレザーベルトの正統派が欲しかった。
■ 37歳 ROLEX エクスプローラー

カジュアルにつけられるステンレスタイプが欲しくて、時計に詳しい方が教えてくれたヴィンテージを購入。
■ 42歳 CARTIER タンク マスト

たまたまのぞいたセレクトショップで見つけたヴィンテージ。スーツと合わせたり、妻とシェアすることも。
フリーPR 根本久仁子さん「時計がマイスタイルを育ててくれたという実感があります」
フリーランスPR 根本さんの時計との出合いヒストリー
■ 24歳 女性がメンズライクな時計をすることが流行っており、当時大人気だった「パシャ ドゥ カルティエ」を購入。
■ 28歳 CARTIER タンク フランセーズ

プレスの先輩がかっこよくつけている姿に憧れて購入した「タンク フランセーズ」を毎日のように愛用。
■ 30歳 HERMÈS ケープコッド

マルタン・マルジェラ時代のエルメスで話題になった、ドゥブルトゥールという二重巻きベルトタイプを購入。
■ 38歳 CARTIER タンク アロンジェ

娘が生まれ、さらに先の自分を見据えて小ぶりな時計が欲しくなり購入。将来は着物にも合わせたい。
ライター 発田美穂さん「カジュアルに合う端正なデザイン、というのが私にとっての選択基準」
ライター発田さんの時計との出合いヒストリー
■ 28歳 CARTIER タンク アメリカン

忙しくて疲れていた会社員時代に、時計を買ったら頑張れそうな気がして突然購入。いまだに大好きで愛用。
■ 30歳 CARTIER タンク ディヴァン

長椅子をモチーフにしたという”くせ強”な横長フェイスにひと目ぼれ。していると褒められることが多い!
■ 32歳 GIRARD-PERREGAUX ヴィンテージ 1945

バーゼルで開催されていた時計の見本市に取材に行った記念、という名目で日本で購入。初めての自動巻き。
■ 37歳 JAEGER-LECOULTRE レベルソ・クラシック

最初はネイビーのレザーベルトだったが、40歳のときにステンレスベルトを追加購入して大人っぽくチェンジ。
撮影/魚地武大〈TENT〉 スタイリスト/池田 敬 取材・原文/発田美穂 ※BAILA2025年6月号掲載




























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