決して気軽な買い物ではないジュエリー&時計。だからこそ、読者のリアルな声を聞きたくて174名にアンケート調査を実施。持っている個数やブランド選びの背景に、働く30代のプライオリティが見えるはず!
みんなの「ジュエリー&時計」事情、読者アンケートの結果は?
Q.初めてハイジュエリー・時計を購入した年齢は?
平均27.5歳
自分で働いたお金で買いたいという理由から、コツコツ貯蓄をし社会人3〜5年目に清水買いした人が多数。30歳までタイミングを待ち、とっておきの憧れを手にする人も目立った。
Q.初めてハイジュエリー・時計を購入したのはどんなタイミング?
「29歳のとき、夢見ていた業種に転職が決まり自分に活を入れるため『ティファニー T ブラックオニキス サークル ピアス』を。今でも身につけた自分を見るたび、このスマートなたたずまいにふさわしい女性で居続けたいと思います。」(32歳・IT系)
「30代を迎えるのが待ち遠しくなるように、25歳から“ティファニー貯蓄”を開始! 30歳で念願の「バイ ザ ヤード ネックレス」を初買いしました。年齢を重ねても、毎日身につけても飽きがこず、手にしたときより愛着が増すものに。」(35歳・教育系)
「就職してすぐの24歳、仕事でも等身大に使える時計が欲しくてエルメスの「クリッパー」を購入。当時の新人の装いにも、10年以上たち自由な働き方へとシフトした今の着こなしにも、寄り添ってくれて、今日を頑張る原動力に。」(38歳・フリーランス)
Q.自分で購入したハイジュエリー・時計をいくつ持っていますか?
[ジュエリー]
1~2個…38%
3~5個…38%
~8個…19%
それ以上…5%
[時計]
1本…70%
2本…26%
3本以上…4%
「ファーストジュエリーを手にしたときから、毎年少しずつ買い集めている」(35歳・金融)などといった理由で、1〜5個所持する人が半数以上を占める結果に。時計は仕事、年齢、結婚、出産など人生の大きな節目に充分な予算を充てて、より慎重に選び抜いている模様。
Q.購入した中でお気に入りのアイテムを教えて

タサキ
タサキの「バランス ネオ イヤリング」が初ジュエリー。品格漂う3つのパールが整然と並ぶことでモダンな華やかさが。本物の美しさと感性を知った出合いです。(36歳・メーカー)

ヴァン クリーフ&アーペル
退職&転職の節目にマザーオブパールの「アルハンブラ ピアス」を。幸福を象徴する四葉のクローバーに、新しい職場で自分らしく働けるようにと願いを込めました。(34歳・人材系)

カルティエ
33歳の今年、“3重”にかけて「トリニティ リング」をお迎え。革新的なデザインが素敵なカルティエのジュエリーをまとうと、挑戦の心を忘れたくないと思えます。(33歳・メーカー)
Q.ハイジュエリー・時計にかけられる予算は?
[時計]
平均約70万円
「親から譲りうけたように自分も子どもに受け継ぎたい」(36歳・PR)など、何十年後も価値が続くものには投資したい様子。
[ジュエリー]
平均約35万円
相次ぐ値上げ時代に妥当な平均価格。すでに何個か持っている人の中には100万円までと回答する人もいました。
Q.好きなジュエリーブランドは?
1位 Tiffany & Co.
2位 Cartier
3位 Van Cleef & Arpels
次いで、エルメス、ショーメが人気。今憧れているブランドには、シャネル、ディオール、ブシュロンなどがランクイン。「どんなに多忙でも『ティファニー Tスマイル』を目にするたび心がやわらぐ」(32歳・IT系)。「『クラッシュ ドゥ カルティエ リング』を身につけると凜とした気持ちに」(34歳・医療系)。「ヴァンクリの『アルハンブラ』が似合う歳の重ね方をしたい」(35歳・教育系)の声も。

(32歳・IT系)
Q.好きな時計ブランドは?
1位 Cartier
2位 CHANEL
3位 ROLEX
カルティエ「タンク」や、シャネル「プルミエール」はファッション好きから厚い支持が。「『タンク』をレザーベルトで。華美すぎないのにジュエリーのような美しさもあるこの一本がおしゃれの楽しみ方を広げてくれる」(31歳・メーカー)。ロレックスを筆頭にパテック フィリップ、オメガといった時計ブランドを、仕事で背すじを伸ばしたいタイミングで手に入れた人も。

(31歳・メーカー)
Q.ハイジュエリー・時計を買うまでの検討期間は?
1週間…18人
1カ月…47人
半年…47人
1年…30人
2年…7人
2年以上…25人
「1カ月の間に何度か試着をしてから購入」(32歳・外資系)。「どんな人が身につけているか、服への合わせやすさなどをSNSや街中で半年ほどリサーチしてから店舗へ」(31歳・マーケティング)。中には気になったらすぐに試着し、1週間以内で判断する目利きな人も!
Q. ハイジュエリー・時計を購入する際の決め手は?
ときめき
「初見での高揚感が長年忘れられず一生モノにお迎え」(28歳・IT系)。「仕事が多忙すぎた時期、ジュエリーが気分を上げてくれた!」(34歳・事務)
予算内か
「ボーナスを上限額に欲しいものを少しずつ」(35歳・金融系)。「値段を調べる前に、自分が払える最大額を一度考えます」(36歳・公務員)
値上げがあるか
「今が一番安い!と決意」(37歳・会社員)。「30歳記念に買う予定でしたが、値上げ予定を知り前倒し」(29歳・マーケティング)
Q. ぶっちゃけ、買って後悔したことありますか?

自分が頑張った証を、揺るがない価値に変換した感覚なので、後悔や飽きなくずっと長く愛せます。(31歳・営業)
似合わないのに飛びついたり、値段で妥協して買ったりしない。だからこそ満足感はひとしお。(32歳・自営業)
Q.ハイジュエリー・時計をどんなファッションと楽しんでいますか?

ベーシックなスタイルが好きなので、ほぼ毎日着用しています。服がシンプルでもジュエリーや時計ひとつで洗練された印象にさま変わりするから不思議!(29歳・コンサル)

「パンテール ドゥ カルティエ」の時計と複数のハイジュエリーをテーラードジャケットに合わせると、仕事へのモチベーションが上がり自信までまとえます!(33歳・食品系)

仕事ではほとんどつけずプライベートで楽しむ派。身につける瞬間にオフの自分に切り替わります。なんてことないカジュアル服でも魔法のように気分を上げてくれる。(31歳・メーカー)
スーパーバイラーズがぶっちゃけ!働く30代にとって「ジュエリー&時計」って実際!?

左から
森 由佳さん(31歳・メーカー)
24歳でティファニーを初購入。その後も堅実に買い集め、現在ジュエリーは約5つ、時計はロレックスを所持。
山川京香さん(32歳・IT系)
30歳記念に初ジュエリーを購入して以来、その魅力の虜に! 所持数は約10点。時計は未購入だがリサーチ中。
水谷茉由さん(29歳・設計職)
資格取得のご褒美に26歳で初購入。お気に入りはショーメの「ビー マイ ラブ」。時計はカルティエを毎日使い。
ウィッシュリストに君臨し続けたらトキメキは本物
森 ファーストジュエリーは、社会人3年目のボーナスで思い切って買った「ティファニー T スマイル ネックレス」。決め手は、当時放送されていたドラマ内で、大好きな俳優の石原さとみさんが着用していたこと。いつも笑顔の印象がある石原さんや、飾らない等身大のコーデに合わせていた役柄を見て「こんな女性になりたい」という願いを込めて決断しました。
水谷 私も初ジュエリーは26歳のときに買ったティファニー。映画『ティファニーで朝食を』など名作の影響もあって、自分らしさを大切にする人がまとうブランド、というイメージがありました。選んだのは、オン・オフ身につけられる一粒ダイヤの「バイ ザ ヤード ネックレス」。森さんが理想の女性像への憧れも含めて購入を決めたように、私もジュエリーに頑張ってきた自分を投影し、その思い出ごと買い物しています。初ジュエリーが欲しいと思った時期も資格勉強や転職など、奮闘したときの自分をずっと忘れたくなかったからでした。
山川 「頑張った証」っていうの、すごく共感します! 私は30歳になった節目に三重を意味するカルティエの「トリニティ リング」を買ったんだけど、目にするたびに30年間頑張ってきた自分を肯定できるんです。ブランドやアイテムに込められた想いに自分を重ねて購入するのはジュエリーならではの楽しみだよね。
森 時間をかけて慎重に選ぶから、その分こちら側の想いも強いですよね。私は気になりはじめてから購入まで2年くらい恋焦がれてる(笑)。定期的に公式サイトをのぞき、最初のトキメキが2年続いたらやっと店舗へ試着に。でも、そこからはすごく早くて、今の自分に似合っていると確信できたら一度の訪店で即決!
水谷 初試着でお買い物、潔い! 私は面接みたいだけれど(笑)、必ず3回試着したい。しかも洋服のテイストや店舗を変える計画派。2回目までで、気持ちや似合うかどうか、直観でも客観でもしっくり来るか確かめ、覚悟の3度目。トキメキを瞬時に最終確認できたら購入します。
山川 SNSで素敵な方が身につけていてひと目ぼれしたけれど、生活や趣味嗜好の変化を経た1年後もその熱量が続くかって判断が難しいよね。ウィッシュリストからアウトするものもあったり!
森 SNSマジックがあるから、私はインスタなどでは検索しないかも! ひたすら公式サイトで眺め、試着もあえて疲れた状態で(笑)。それでも身につけたときに気持ちがグッと上がるものこそ、どんなときも自信をくれるジュエリーだなって。

惜しまず投資できる自分を焦らず待つことも大切!
山川 最後の後押しは試着時に自分自身で似合うと思えるかと、価格変更のタイミングかも。値段を理由に欲しいものをあきらめて別のアイテムを買うことはありませんが、もう少しお金を貯めてから買う予定だったものを、値上げ前に駆け込み買いすることはある!
森 慎重期間を経てからの最後の勢いって大事だよね。実は26歳で、数字にかけたロレックスの時計「デイトジャスト 26」を買うかどうかずっと迷っていたのですが、清水の舞台でウジウジしているうちに廃盤に。当時の未練が2年たっても残っていたので、28歳で「デイトジャスト 28」の購入を決めました。時計って仕事でつけるイメージもありますが、私はオフの日にスマホを極力見ないで満喫したいから、休日への切り替え役として愛用しています。
山川 さっき似合うかどうかが判断要素になるって言ったけれど、似合うにも色々あるよね。「今の見た目に合うか」と「自分に見合うか」を冷静に切り分けるのは大切かも。最近憧れはじめたブランド時計があるんだけど、今の自分がそれを買うのは背伸びしすぎと思っているから、ほかの時計は一本も買わず、粛々とそのときを待っている状態。素敵な時計は他人から見ても、自分自身にとっても信頼を象徴するものだと思うから、10年以内に憧れに「見合う」私になっていたいな!

過去・今・未来の自分と向き合い選ぶ分身的存在
森 「見合う」って絶妙で難しい言葉。もちろんすべて背伸びではあるけれど、見合う理想の自分に向けて全力で頑張れるものだったらパワーを求めて購入したい!
水谷 私は目標を達成したときに過去の自分の頑張りに「見合う」背伸びアイテムを買うから、また次の目標ができたときに身につけると、過去の自分たちが応援してくれるような気持ちになるんです。
山川 特に私たちは、新人でもベテランでもない世代。私は仕事では人前に立つシーンに身につけることが多いけれど、置かれた立場に自分の気持ちが追いつかないとき、ジュエリーをまとうとパワーを貰えて、未来の自分まで鼓舞してくれる気がします。
撮影/原田凌佑 取材・原文/宮田彩加 (回答者数174名 2025年8月18日~8月31日に実施) ※BAILA2025年12月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。




























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