〈牡羊座〉の2021年下半期～2022年の運勢は？【鏡リュウジの星座占い】

〈牡羊座〉の2021年下半期の運勢と来年の見通しを、鏡リュウジさんの星占いで駆け込みチェックしよう。気になる仕事運も必見。

《駆け込みラッキーアクション》
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2021年は、1月の仕事運が好調で、スタートダッシュしやすかった牡羊座。でも、今になってみればどのへんがラッキーだったのか、すっかり遠い記憶になってしまっているかもしれません。

運気を高め、ラッキーに駆け込むには、まず年明けから1月末までに起きた、仕事面での幸運を思い出すことから始めましょう。趣味と実益が一緒になったような出来事や、過去の頑張りが成果となって表れたことを中心に思い出してください。それと似たことが起こりやすいのが9月、12月。

9月は堅実性が高まり、小さなミスを防いで確実に仕事を仕上げられるため信頼度が高まります。趣味にも没頭しやすく、公私の充実度には素晴らしいものがあるでしょう。しっかりとした手ごたえが得られるときです。

12月は、チャンスと結果の月。思い切った決断が吉と出て、一段上のステージに立つきっかけを得られます。今、取り組んでいる案件で間違いのない実績を出したいと思っているなら、年末はアピールも重要に。もし高い売上をたたき出しても、SNSでバズったとしても、社内や業界内で知られていなければ、その実績はないも同じ。ちょっとずうずうしいかなと思うくらいアピールして、実力を周囲に印象づけることが次の仕事をより面白いものへ変えていってくれるでしょう。

特に2021年は、横のつながりが広がり、あなただけのネットワークを築き上げられる好機。仕事を通じて知り合いを増やし、また一緒に何かしようと言い合える仲間を、所属する組織の内外につくることがより大きな幸運をもたらしてくれるのです。

キーパーソンとなるのは、年齢差や立場の違いを感じさせない、気持ちでつながれる「仲間」の存在です。今は利益を出せないかもしれないけれど、今後を考えたらやっておくべき、意義のある仕事に対して「いいよ、手伝うよ」と言ってくれる人がどれだけいるか。それが2022年以降のビジネスに重要な意味を持ちます。

といっても、利益度外視で相手にデメリットしかもたらさないのでは、その関係は長続きしないでしょう。勢いがあって面白い、参加してよかったと思える、長い目で見れば実力ある知り合いができて、利益も出るいい仕事につなげられた、そんなふうに思ってもらえる仕事をすることが大切です。

今はまだ決定権がなく、望んだ相手と思うような仕事ができないということも少なくはないでしょう。しかし、この先数年を視野に入れ、いつかこんな仕事ができたらいいなというビジョンを描いていれば、理想に一歩ずつ近づいていくことができます。

そんな理想のビジネス環境をつくり出す最初の一歩、それがこの下半期のアクションとなるのです。お互いの実力を認め合えるいい仲間を見つけ、働く基盤をあなた自身の手で整えて。それが未来のあなたを支えてくれるはずです。

イラスト：itabamoe　※BAILA2021年9月号掲載