【Q:ズバリ「けだもの男子」って何ですか?】
杉野(以下S)「計画性とかわざらしさとか全然ないのに惚れさせてくる。狙ってないのにかっこいい」
松尾(以下M)「自分だけに素直で一途って、女性の夢ですよね。男子の最終形態、いわばアルティメット!」
甲斐(以下K)「恋愛の仙人(激渋)」
S「僕らは全然違う3タイプの男子を演じますが、全部含めて“けだもの男子”なので、インパクトのある言葉ですし、みなさんに幅広くなじんでいただけるワードなんじゃないかと思います」
【Q:自分のなかの“けだもの”な一面、ありますか?】
M「僕は完全なる“草食系”という自覚があるので、このドラマを通して『恋愛ってこんなにドラマチックなんだ!』って新たな発見がたくさんありました」
S「僕は一途なところ。小学校と高校、同じ人に2度告白してるから(一同驚愕!!!)」
K「何それ!? 日吉竜生じゃん!?」
S[2回とも振られましたけど...(しょんぼり)」
【Q:3人のなかで、いちばん“けだもの”に近い方をいっせいに指さしてください。せーの】
(杉野&松尾、甲斐を指さす)
S「けだものの素質がいちばんある!」
K「けだもの男子の特徴のひとつ“男らしい(ワイルド)”には“=色黒&ヒゲ”みたいなイメージがありますが(笑)自分の好みや行動がキッパリしていて決断力もあるほうなので、そのせいかなあ(←弟のいるお兄さん)」
【Q: 劇中でお気に入りのキメ台詞を教えてください】
K「リング交換式に向かおうとする久実に、千隼が『早く行けよ』と背中を押すシーンがあるんです。本当は行ってほしくない自分の気持ちと相反するのに、相手を思いやって言う台詞。モニターで見ていた僕がキュン死しました(惚)」
甲斐さん演じる日吉竜生は、誠実で心やさしい、太陽みたいなキャラクター。「原作だけではつかみきれなかった“花にけだもの”の世界観を、現場で学ばせていただいています。友達にひとりはいてほしいなと思ってもらえるように演じています」。
【Q: 理想の男子を演じることにプレッシャーはありませんか?】
S「“読者のみなさんの期待値を超えていきたい!”という強気な姿勢で芝居に臨んでいます。そのハードルは、自分が柿木園 豹という役柄を楽しみながら演じることで乗り越えられるんじゃないかと」
超プレイボーイだった王子様が、素直でまっすぐな主人公・久実に心惹かれ、心を開いていく役どころ。「『絶対俺を好きにさせるから!』と宣言する竜生がかっこいい。告白するとき、自分が少しでも振られる可能性があるってわかってたら、つい保険をかけたくなるのが男心。そんな誘惑に負けない思いやりあふれる男気を応援したくなります」
【Q: 撮影中、楽しかったエピソードを教えてください】
S&K「カルピス事件だ!!!」
M「強烈キャラの姉を2人持つ弟役なのですが、クリスマスパーティのシーンで、2人がほっぺにキスやらベタベタを繰り出してくるお芝居が本気で恥ずかしく、頭の中が真っ白になっちゃって、触れてはいけない目の前の飲み物(=カルピス)を飲み干そうとしてみんなに止められました(焦)。そのときばかりは芝居がスッ飛びましたね」。
松尾さん演じる和泉千隼は、主人公の久実がピンチのときに必ず現れて助けてくれるプリンス、いわば少女漫画の王道的存在。「僕も一人で頑張ってしまうタイプなので『少しは他人に甘えたら?』っていう台詞に救われたり。千隼の新たな魅力や体温をみなさんに感じてもらいたいです」