本が誘う、まだ知らない世界へ! 今月のオススメBOOK3選

2018-02-07 19:30
  • 20歳の誕生日の夜、あなたはどう過ごしましたか? 私は全く記憶になくて残念(泣)。今回紹介する村上春樹の『バースデイ・ガール』は結婚後、二児の母となった主人公が20歳の誕生日の出来事を回想する物語。村上ワールド全開で、本の中に結論がないので主人公の気持ちや謎の答えをあれこれ考えられて余韻も楽しめます。カット・メンシックの鮮やかなイラストも素敵ですよ。他に、読めば知識となるノンフィクションエッセイも2冊ご紹介!
  • 村上春樹のアートな短編集『バースデイ・ガール』
  • 村上春樹 カット・メンシック絵 新潮社 1500円
  • 雨で客足もまばらな夜、バイト先のレストランで女の子は初めてオーナーに会う。その日20歳の誕生日を迎えた彼女は、願い事を聞かれるが……。余韻の残る短編を、鮮やかなイラストが彩る一冊。
  • こんな郵便局の楽しみ方があったとは!!『東京しるしのある風景』
  • 松田青子 河出書房新社 1500円
  • 一年をかけ、23区を飛び回る。新宿区四谷郵便局では旧国立競技場の、荒川郵便局では都電の柄のスタンプ=風景印をもらうために。「体力の限界」を超えても歩いちゃう魅力が明かされるエッセイ。
  • 苦境に生きる人々の現実と希望とは?『「国境なき医師団」を見に行く』
  • いとうせいこう 講談社 1850円
  • 「国境なき医師団」の活動を、ハイチやウガンダなど4 カ国で著者が実際に見たルポ。スラムで、難民キャンプで、絶望感に打ちひしがれる人々を彼らは救う。善による連帯の尊さを実感できる本。
原文/江南亜美子
  • tweet
  • share
  • LINEで送る

最新記事

Pick Up

Feature

Keywords