続きが気になること間違いなしのミステリーマンガ『Op -オプ- 夜明至の色のない日々』は、BL誌を中心に活躍するヨネダコウの青年マンガ誌初連載となる作品。38歳バツイチのフリー保険調査員・夜明至を軸にしたミステリー群像劇は、"欠落"を抱えた男の人間ドラマが満載。男の弱気と色気を味わい人は、ぜひ! マニアックなものをという人は、文房具マンガ『きまじめ姫と文房具王子』がオススメ。そして、映画が絶賛公開中の岡崎京子の『リバーズ・エッジ』。読んだことがある人は再度、ない人はぜひともチェックしてみて!
ヨネダコウ 講談社 1 巻~ 600円
「夜明保険調査オフィス」を営む夜明至は元刑事でバツイチの38歳。ある日、知人にワケあり少年を押しつけられ……。憎悪やあきらめに満ちた社会であがく彼らの姿が刺さる。男の弱気と色気が満載。
藤原嗚呼子 小学館 1 巻~ 552円
ある研究室に赴任した大学講師のかの子。仕事場を訪ねると、同室の男性講師・皐月が集めた文房具であふれ返っていて……。職場の人間模様と随所にちりばめられた文房具のラインナップにも注目を。
岡崎京子 宝島社 全1 巻 890円
バブル後の’90年代を代表する作品が、二階堂ふみ主演で映画に。若く無知ゆえの暴走がもたらすものとは……。2月16日公開。
原文/中川薫