今じわじわと増えている競馬好きの女性=「馬女(ウマジョ)」。大人女子が競馬に夢中になる理由とは? 多くの競馬番組で活躍しているタレントの横山ルリカさん&競馬好きなBAILA編集Kが競馬の魅力をたっぷりとご紹介。大注目の若手ジョッキー、最強牝馬など、二人の熱烈リコメンドであなたも競馬の沼にハマるかも…⁉
麒麟 川島さん、千鳥 ノブさん推薦の馬女!
横山ルリカさん
1991年生まれ。CX「めざましテレビ」やTOKYO FM「TOKYO TEPPAN FRIDAY」にレギュラー出演するほか、数々の競馬関連番組にひっぱりだこ。
編集K
競馬好きの父のもとに、午年に生まれた30歳の馬女。好きな馬はダンビュライト。
競馬はドラマ。だから女性がハマるんです!
K 横山さんはなぜ “馬女”に!?
横山 競馬番組のアシスタントのお仕事のために勉強し始めたのがきっかけですが、その過程で馬一頭一頭がとても“人間味”にあふれていて、競馬にはギャンブルを超越したロマンやドラマがあると気づいてからどんどん惹かれていったんです。
K 馬券は毎週末買われますか?
横山 メインレースは買うようにしています。皆さんも自分の誕生日の数字でもいいので、まずは100円からでも馬券を買ってみるとグッと気持ちが入りますよ! 最初は有名な馬や騎手が出るG1レースにしぼるのもアリだと思います。
K イケメン騎手も多いですしね!
横山 そうなんです! そこから入っていただいてもいいですし、また今の競馬場は女性専用のフードエリアなど“馬女”スポットも充実しているので、競馬場に行ってみてもすごく楽しめると思います。
K 周りに馬女仲間はいますか?
横山 “ウマジョ会”というのがありまして、仕事仲間を中心に10人くらいで集まってひたすら馬の話をしています(笑)。
K ズバリ歴代ベスト1の“推し馬”は?
横山 2018年に引退したサトノダイヤモンド。彼の馬券は全部保管しています!
ちなみに…沼にハマるとこうなります♡
(左)彼の生まれ年の2013年もののワインにGI・2 勝目を記念して写真を彫った
(右)サトノダイヤモンドを訪ね、種牡馬として生活している牧場へ
積極的な騎乗が魅力!《若手ジョッキーは注目株ぞろい!》
K 最近イキのいい若手騎手がどんどん出てきますね!
横山 そこも競馬の楽しさですよね。まずお父さま(横山典弘)も現役の横山武史騎手は思い切りがよくて技術もあって将来が本当に楽しみ。松若風馬騎手はどんな暴れ馬も乗りこなす身体能力がすごい!
K 藤田菜七子騎手も外せないですよね。
横山 謙虚なのに負けず嫌いで、容姿だけじゃなくて騎乗もエレガントで美しい。同性として尊敬の念しかないです!
センスあふれる2世ジョッキー!
横山武史さん
彼女こそ現代のジャンヌ・ダルク!?
藤田菜七子さん
ベビーフェイスで暴れ馬を乗りこなす!
松若風馬さん
女の時代が到来!《強すぎる牝馬BEST3》
K 今年は本当に牝馬が強いですよね。なかでもベスト3を挙げるなら1位はやはり……。
横山 アーモンドアイ! この秋、彼女が史上初のG1通算8勝を達成してくれると確信しています。こんな次元の違う女の子がいるんだというのを知ってもらえたら! 次にデアリングタクトでしょうか。
K 松山弘平騎手とのコンビ、強いですよね。
横山 彼女こそアーモンドアイ2世ですね。
K 3位は?
横山 グランアレグリア。短距離レースでは無敵だと思います。
《Best1》アーモンドアイ
《Best2》デアリングタクト
《Best3》グランアレグリア
彼らが乗るとなればたちまち上位人気に!《頼れる外国人ジョッキー》
K 外国人騎手だとルメールという鉄板の男がいますが(笑)。
横山 ルメール騎手を買っておけば大体当たるって言われるくらいですもんね。
K 私はレーン騎手も好きでよく買います(笑)。
横山 若いのに大舞台で強いですよね! 外国人騎手の皆さんは馬を「その気にさせる」技術にすごく長けているように思います。
王者の貫禄漂うフランスからの刺客!
クリストフ・ルメールさん
大舞台にめっぽう強いオーストラリアの若手!
ダミアン・レーンさん
変幻自在の騎乗で勝利を導く《格好よすぎるベテラン勢》
K ベテラン陣もまだまだ健在。特に武豊騎手の頼もしさは不変ですね!
横山 ここぞというレースでしっかりお決めになりますし、ベテランというよりもはやレジェンドですよね。私と同じ苗字の横山典弘騎手も、天才肌で何かやってくれるんじゃないかというワクワク感が素敵です。
K 福永祐一騎手と池添謙一騎手も外し難い!
横山 お二人の勝負強さも馬券を買ううえで本当に頼りになりますよね。
騎乗もルックスも抜群にスマート!
福永祐一さん
競馬界のファンタジスタ!
横山典弘さん
説明不要のミスターJRA!
武 豊さん
気骨あふれる天性の勝負師!
池添謙一さん
イラスト/ユリコフ・カワヒロ 写真提供/アフロ 取材・原文/徳原 海 構成/倉田明恵〈BAILA〉 ※BAILA2020年9月号掲載
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