“好き”をチャージしたら、仕事ももっと頑張れる! 平日ご自愛エンタメのすすめ。仕事がある日、しっかり働きつつもエンタメを楽しみ、潤いと活力に変えている女性たちに突撃取材。今回はゲーム実況、相撲、ダンス&ヴォーカルグループ、漫画・アニメ、若手俳優にハマった5人にインタビュー!
【ご自愛エンタメ】ゲーム実況
「ベッドで横になりながらリアタイして心も体も休まる最高のエンタメ」
SE
岡﨑美月さん(29歳)
ゲーム配信、特に人狼ゲームの配信が好きで、配信がある日は間に合うよう仕事を終わらせます。私の会社は、小さな会議くらいなら社内のカレンダーアプリでメンバー全員の予定があいている時間に勝手にスケジュールを移動させてリスケでき、調整を頑張らなくていいのもありがたいです。リアルイベントも平日しか当選しなかったので有休で行きました。平日エンタメのおかげで休む理由ができることも嬉しい(笑)。何もない日に休みを取るのはなかなか難しいので、平日エンタメで休みや定時終わりを増やすことで体も休まっています。まさにご自愛ですね。
仕事帰りにポップアップストアで購入したグッズ
【ご自愛エンタメ】相撲
「取組を観る日は朝から両国でリモート。相撲に浸りながら働いています」
ライター
吉野 舞さん(28歳)
平日に相撲を観に行くのは一場所につき1〜2回程度。朝から晩まで両国国技館付近にいて、仕事をしつつ相撲を楽しんでいます。両国は普通に力士が歩いていたりして、街ごと相撲な最高の街。相撲の雰囲気に浸りながら仕事をすると、はかどります。まず国技館の地下大広間に行ってちゃんこを食べ、カフェで仕事。そして16時頃から幕内という強い力士の取組を観に国技館へ。18時まで観戦し、帰宅します。相撲の世界ってロックなんですよ。"待ったなし"の世界で、一瞬で勝ち負けが決まる。そんな取組を観ていると「私も"待ったなし"で駆け抜けるぞ!」と力をもらえるんです。
行くたびにちがう味を楽しめるちゃんこ鍋
【ご自愛エンタメ】ダンス&ヴォーカルグループ
「ライブの日は会社で着替えた瞬間から非日常感でワクワク」
スーパーバイラーズ
阿部里菜さん(弁護士事務所勤務・32歳)
オーディション時代から推している「三代目 J SOUL BROTHERS」の今市隆二さん。彼は社会人経験を経て、オーディションを受けて夢をかなえた人なんです。今市さんの「必ず夢をかなえてください」という言葉に、日々支えられて働いています。ライブがある時期は月2回は平日エンタメDay。私は「推しのライブがあるので◯日は早めに帰ります!」と公言します。その日の定時に上がるべく、仕事のスピードもやる気も上がります(笑)。ライブの日には着替えを持って会社に行き、トイレで着替えてから行くんです。会社から非日常が始まって、刺激的で楽しいですよ。
会社に持って行くライブ用持ち物
【ご自愛エンタメ】漫画・アニメ
「作品とコラボしているお店に寄り道。"小さな平日エンタメ"で潤う日々」
事務
酒井麻由さん(29歳)
今ハマっている『呪術廻戦』。展覧会などの大イベントはもちろん、企業コラボのような「小さな平日エンタメ」になるものも多く、週2ペースで楽しんでいます。コンビニでコラボ商品を買ってから出社したり、退勤後にコラボしている飲食店に寄って写真を撮ったり。仕事帰りにちょっと寄り道し、「今日は仕事も遊びもできた!」と満足して眠ります。会社の自販機にコラボ商品が入ったときなんて、「勤務中エンタメ」でしたね。「ちょっと買ってきます」と自販機に行き、仕事中に潤いをもらっていました(笑)。
コラボ商品は仕事前や帰りに欠かさずチェック!
【ご自愛エンタメ】若手俳優
「イベントに行けなくても納得できる好きな仕事に転職!」
会社員
山本 愛さん(34歳)
観劇が趣味で、特に若手俳優さんを応援し、成長していく姿を見るのが好きです。行きすぎたオタクなので基本全公演行くため、開場5分前まで劇場近くのホテルでリモート勤務、そのあと観劇するというメリハリがありすぎる生活をしています(笑)。実は私、前の職場では仕事のせいで観劇できなくなるとストレスになっていたんです。なので、「仕事で舞台に行けない日があっても不満に思わないくらい楽しい仕事をしよう」と決めて転職しました。おかげで、今は仕事も大充実。やりがいのある仕事を見つけられたのは平日エンタメのおかげだと思います。
観劇が多いときはスケジュールをエクセルで管理
撮影/藤澤由加 取材・原文/東 美希 ※※BAILA2023年11月号掲載