“好き”をチャージしたら、仕事ももっと頑張れる! 平日ご自愛エンタメのすすめ。仕事がある日、しっかり働きつつもエンタメを楽しみ、潤いと活力に変えている女性たちに突撃取材。今回は女性アイドル、男性アイドル、映画、ライブ鑑賞、野球にハマった5人にインタビュー!
【ご自愛エンタメ】女性アイドル
「アイドルと同じペースの年間スケジュールで働きます」
劇団雌猫
ユッケさん
平成元年生まれのオタクサークル「劇団雌猫」に所属。オタクのお金の使い方や推し活についての書籍『浪費図鑑-悪友たちのないしょ話-』(小学館)など編著書多数。
アイドル「BEYOOOOONDS」推し。CDのリリースタイミングでの稼働が多いため、リリースがあるときには余裕のあるスケジュールにし、ない時期に力いっぱい働く。年間で見るとアイドルと同じ進行で動いています(笑)。ちなみに私は家でゆっくりする日だけが「休み」扱い。推し活は癒しですが休息ではありません。土日に家にいられるので、平日にエンタメ摂取するほうが、30代の体には優しい気がします。推し活を始めたい人の中には「この程度の熱量でも大丈夫かな」と心配になる人もいるようですが、気にしなくてよし! ガチにはガチの、ライト層にはライト層の推し方がある。自分のペースで楽しんでこそ、ご自愛エンタメだと思います。
ハロプロは昔から推している心の元気の源!
【ご自愛エンタメ】男性アイドル
「ワーカホリックぎみだった私が自分の時間を大切にできるように」
会社員
大森奈津子さん(31歳)
私はもともと超仕事人間。休日でも仕事メールに対応し、有休の希望は出したことすらない。そんな私を変えてくれたのが、人生初の推し、「Snow Man」の目黒くんです。おかげで私のワークライフバランスは激変。ライブが3日間行われるとしたら、どの日に当選してもいいようにすべての日を有休申請したり、疲れている日は定時に帰り「Snow Man」ブースのあるCDショップを巡ったり。私が自分の時間をとれるようになったのは目黒くんと出会えたおかげです!
仕事帰りに目黒くんに会いに行きました
【ご自愛エンタメ】映画
「なにげない仕事の日々に映画を追加して充実感を補充!」
会社員
森下彩加さん(28歳)
映画は社会人に優しい平日エンタメ。遅い時間の上映もあるので、定時で帰れなくともふらっと立ち寄れる。私は週2で仕事後に映画館へ行っています。好きな映画は何十回も観ることがあり、『THE FIRST SLAM DUNK』は37回行きました(笑)。気軽に行けるからこそ出せた数字です。あと、仕事で「私、今日何もやってない気がするな……」と思ってしまった日には、刺激が強そうな映画を観に行くことが多いです。映画館に行くと「映画体験」できるのがいい。大きなスクリーン、大きな音、ときには座席が動いたり。そんな体験をして帰路につくと、刺激がなかった日でも「今日も充実してた!」と思えるのがいいところですね。
SLAM DUNK37回分のグッズたち…
【ご自愛エンタメ】ライブ鑑賞
「よく働いたあとの良音×アルコールは格別です」
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長谷川直美さん(39歳)
学生時代から音楽が好きで、今でも月数回はライブへ。特にお酒と食事を楽しみながらライブ鑑賞できる「BLUE NOTE TOKYO」や「Billboard-Live」には平日の夜にもよく行っています。スタートが20時くらいのステージがあるので、仕事帰りに寄りやすいんです。雰囲気がある場所なので、おめかししたい気分になれるのも嬉しい。いつもよりしっかりメイクして、おめかしモードの服を着て、食事をしながら上質な生音を聴くと、癒される。私の心の栄養補給です。
Col Pierrotのジレでかまえすぎないきちんとコーデを
【ご自愛エンタメ】野球
「試合の途中でふらっと立ち寄っても楽しめる野球は仕事後エンタメ向き!」
スーパーバイラーズ
渡邊りりあさん(美容関係・32歳)
プロ野球が好きすぎて、大学時代はビールの売り子をしていました。今の職場は球場の近くなので、世界大会や優勝を懸けた大切な試合のときは、事前に会社のカレンダーに「野球」と入れて同僚に知らせておき、開始に間に合うよう仕事に追い込みをかけることもありますが、基本はふらっと立ち寄る感じ。仕事で疲れた日に、巨人戦をやっていたら、試合の途中でも寄る。
\幼い頃から高橋由伸さんのファンです!/
ビールを飲みながら大声で応援してストレス発散して帰ります。途中入場でも全然OKで楽しめるし、野球は平日エンタメにぴったりです!
撮影/藤澤由加 取材・原文/東 美希 ※※BAILA2023年11月号掲載