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#柳楽優弥 さんインタビュー「世界的に存在感を放つ演者になれるように」

2022年末にディズニープラスにて独占配信され話題を呼んだドラマ「ガンニバル」。狂気に満ちたヴィレッジサイコスリラーのシーズン2が春に独占配信開始。主演の柳楽優弥さんが、「Jドラマ」の旗手として再び羽ばたく。

柳楽優弥 さん

世界を見据えた「ガンニバル」制作。そこで感じた“Jドラマ”の可能性

“人を喰うらしい”と噂される村を舞台にした二宮正明の同名漫画を、ディズニープラスが実写ドラマ化した「ガンニバル」シーズン2。主人公を演じるのは、柳楽優弥さん。物語が進むにつれ、狂気を帯びていく警察官・阿川大悟を熱演している。

「特別な役づくりはしてないんです。というのも、山に囲まれた場所で一日中シリアスなシーンを撮っていると、心身ともに追い込まれて自然と正気を失ってくる感覚になりましたね」

全8話のシーズン2は、前回以上に緊迫感のあるアクションシーンの連続。一方で、現場は意外にもにぎやかだったよう。

「キャストもスタッフも、創作を心の底から楽しむエネルギッシュな人が集結していて、体力的には大変でも、常にワクワクしながら演技に向き合える現場でした。皆さんオンオフのメリハリがあって、新潟での撮影後にはカラオケに行ったことも。僕は『浅草キッド』、岩男役の吉原(光夫)さんは『レ・ミゼラブル』の曲を熱唱。豪華で、面白い夜でしたね」

そんないいムード漂うチームで、世界配信を前提に制作された本作は、「昔、海外の映画祭に参加したときから、もっと広い世界で活動したいと思っていた」という柳楽さんの念願をかなえる作品となった。

「こうした大規模制作のドラマに参加して、『僕はこういうことがやりたかったんだ』と再確認できたし、エンタメの可能性をあらためて感じましたね。僕、日本のエンタメは特にドラマが強いと思うんです。たとえば、2000年前後の作品って本当に面白いじゃないですか? そうした土壌に自信を持ちながら、グローバル化が進むこれからは世界の目を意識した作品もつくっていく。そうすればJドラマの時代はきっとくる。というより、すでに『SHOGUN将軍』の快挙があって、ドラマは世界で注目されるためのスタート地点に立っている。だからこそ、自分もそこで存在感を示せるように、武道、英語……日々できることを頑張りたいですね」

© 2025 Disney

© 2025 Disney

ドラマ「ガンニバル」シーズン2
出演/柳楽優弥、笠松将ほか
監督/片山慎三
ディズニープラス「スター」で3月19日(水)より独占配信
都会から遠く離れた山間の“供花村(くげむら)”に、家族とともに赴任してきた警察官の阿川大悟(柳楽優弥)。彼によって“人を喰うらしい”と噂される村に代々受け継がれてきた呪いの真実が明かされる。

柳楽優弥

柳楽優弥


やぎら ゆうや●1990年3月26日生まれ、東京都出身。2004年公開、初主演映画『誰も知らない』で第57回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞。以来、話題作に多数出演。近年の主演作には、映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』『夏目アラタの結婚』、ドラマ「ライオンの隠れ家」などがある。

ブルゾン¥48400/トレメッツォ(TINTORIA MATTEI 954) その他/すべてスタイリスト私物

撮影/中山京汰郎〈SIGNO〉 ヘア&メイク/勇見勝彦〈THYMON Inc. 〉 スタイリスト/長瀬哲朗 取材・原文/海渡理恵 ※BAILA2025年4月号掲載

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