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カメラにしかない3つの魅力とは? カメララバー・小関裕太×初心者・内田理央がお互いを撮り合い

今、カメラブームが加速している。カメラにしかない魅力とは? ドラマ「来世ではちゃんとします」で共演して以来、親交を続ける内田理央さんと小関裕太さんはともにカメラ好き。お互いを撮り合いながら、その魅力を語ってもらいました。

《魅力1》ファインダーをのぞくと、自分の好きと向き合える

「カメラを好きになったきっかけでもあり、続けるモチベーションのひとつ。自分の好きを見つける作業を通じて、自分の理解が深まるんです」(小関さん)

[撮影:小関裕太]

[撮影:小関裕太]

《魅了2》みんなに見せたい写真になる

「深みや味があって、圧倒的にムードのある写真に。自分で撮った写真にこれほど満足できたのは初めてだし、SNSに投稿して自慢したいと思った!」(理央)

[撮影:内田理央]
[撮影:内田理央]
[撮影:内田理央]
[撮影:内田理央]
[撮影:内田理央]

[撮影:内田理央]

《魅力3》文章にしなくても、思い出を呼び起こす日記になる

「気持ちを込めて撮影した写真を振り返るとそのときの情景が鮮明によみがえる。日記を書かずとも人生の記録ができます」(小関さん)

[撮影:小関裕太&内田理央]
[撮影:小関裕太&内田理央]
[撮影:小関裕太&内田理央]

[撮影:小関裕太&内田理央]

使ったカメラは…FUJIFILM X-E5

FUJIFILM X-E5

小関さんも愛用するX-Eシリーズの最新機種。シリーズ初の手ブレ補正機能などを搭載。さらにダイヤルを回すだけでフィルム風の調整ができる。小型軽量&クラシカルなデザインも人気。

味のある写真が撮れたり視点が変わったり。カメラってやっぱり楽しい

小関 二人で撮影をするのは、僕の連載(『GENIC』)で理央さんを撮らせていただいて以来ですね。

内田 懐かしい! あのときも思ったけど、小関くんはプロ級だね。今日撮ってもらった写真も、すごく素敵。

小関 嬉しい。撮る人によって被写体の表情が変わるといわれていますが、理央さんが撮ってくれた写真は自分でも見たことがない表情で新鮮でした。寄って撮りたいタイプなんだな、っていう意外性もありました。

内田 なんてったって被写体がいいからね。かっこいいお顔を、しっかり見せたいじゃないですか!

小関 あははは! ありがとう。

内田 小関くんは、そもそもどんなきっかけでカメラにハマったの?

小関 最初は流行りに影響されて使い始めたんだけど、ファインダーをのぞいて撮ることの奥深さを知り、カメラ沼にハマりました。好きな画角や明暗、色合いを探っていく中で、普段の生活では気づけない自分の性格とかクセが知れるんですよ。自分と向き合っている感覚が、僕にとってはいちばんの魅力かな。

内田 深い! 私はいつもスマホで撮ってるけど、やっぱカメラで撮るとひと味違ったな〜。スマホは手軽さが魅力の反面、暗い場所や逆光のときは、うまく撮れずにあきらめちゃうことも。カメラはそういうときも自動で補正してくれたり、失敗が逆にいい味になったりして。「自分、写真の才能あるかも!?」って気分が上がったし、今日の写真をみんなに見せたくなった!

小関 わかる、少しブレた写真も趣があっていいよね。SNSを流し見する中で、ふと手が止まる写真は大体カメラで撮っていて、やっぱり雰囲気があるな〜と思います。

内田 今日、写真を撮りながら歩いていたら、景色の見え方が変わったことも面白かった。“どこを撮ろうかな?”“どう切り取ったら素敵に写るかな?”って考えながら周囲を見ると、いつもだったら見逃してしまう細部にも目がいくんだね。カメラを持って旅をしたら、思い出がより色濃く残りそう。

小関 僕は、撮影時の気分を写真で表現するのも好きです。そうやって撮った過去の写真を見返していると、当時の感情がよみがえってくるんだよね。訪れた場所の記録にもなり、僕にとっては日記のような存在です。

内田 なんかロマンチック! 小関くんはたくさんカメラを持ってるけど、どうやって使い分けてるの?

小関 ここで撮りたい!という場所で、気合を入れて撮影するときはデジタル。自分の好きな明暗とか画角をしっかり検討しながら撮れるので。反対に、その時々の流れで撮るときにはフィルムを使います。フィルムで撮ると、こんな写真になるんだ!という驚きがあるんですよ。

内田 なるほど〜。カメラを使いこなせるようになると、また新しい面白さが生まれるんだね。ますますカメラが欲しくなった!

小関 機種によって写真のトーンも機能も違うから、自分の相棒を見つける作業も楽しんでくださいね。

内田 相棒を見つけて、また一緒に撮影できる日を楽しみにしてる!

カメラにしかない3つの魅力とは? カメララバー・小関裕太×初心者・内田理央がお互いを撮り合い_11

(理央)シャツ¥20900・タンクトップ¥8910・パンツ¥18700/クレドナ ピアス¥22000/ブランイリス トーキョー(ブランイリス) ネックレス(長)¥18700/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム(テンプル オブ ザ サン) ネックレス(短)¥15400・リング(人さし指)¥24200・(薬指)¥17600/フーブス(イリスフォーセブン) ベルト・靴/スタイリスト私物
(小関さん)ジャケット¥112200・パンツ¥39600/vowels その他/スタイリスト私物

小関裕太

カメララバー

小関裕太


1995年生まれ、2004年俳優デビュー。映像作品や舞台、ミュージカルなどで幅広く活躍。カメラを趣味とし、2020年よりフォトカルチャー雑誌『GENIC』にて、自身でテーマや被写体を考え、撮影からデザインラフの制作まで担当する写真連載「スキ」を開始。2024年には作品集『LIKES』を発表。写真展も行うなどフォトグラファーとしての活動の幅も広げている。

撮影/魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/北原 果〈KiKi inc.〉(理央)、堀川知佳(小関さん) スタイリスト/鷹取美咲(理央)、吉本知嗣(小関さん) モデル/内田理央、小関裕太 取材・原文/中西彩乃 ※BAILA2025年10月号掲載

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