Hey! Sɑy! JUMP #伊野尾慧 #知念侑李 インタビュー「僕らの未来の作り方」#HeySɑyJUMP

BAILA hommeにサプライズ登場してくれたあの伝説の旅以来、初めて二人だけで過ごす1日。なにげない日常から見えてくる、飾らない素顔と未来へのストーリーを映し出します。

知念　僕は朝、すっきり起きられるけど、伊野尾は？
伊野尾　すっきりとまではいかないけど、普通に起きられるよ。ニュージーランドに行ったときもちゃんと集合時間に間に合ってたでしょ？
知念　確かに。あのときは部屋は別々だったけど、もし一緒だったとしても、お互いに朝はマイペースに自分のことをやって出かける感じになりそうだなー。
伊野尾　そうだね。今日はすごく素敵な朝ごはんを用意してもらったけど、普段自分で用意することはないんだよね。
知念　同じく。朝起きたら、まずウーバーイーツを見ちゃう。よく頼むのは親子丼！
伊野尾　朝からけっこうガッツリいくね。
知念　？？　ガッツリって感覚、なかったわー（笑）。
伊野尾　僕は普通の和食系が多いかな。でも仕事があるときは、何も食べずに起きて数分でそのまま出ちゃうことが多いかも。
知念　僕はプライベートなら10分くらいあれば出られるけど、仕事のときは起きてから家を出るまで2時間以上は欲しい。
伊野尾　現場で全部できるのになんで？
知念　現場に入る気持ちになるまで時間がかかるんだよね。逆に伊野尾みたいにすぐ入れるのはプロの芸能人だよ（笑）。
伊野尾　起きてからの2時間、何してるの？
知念　リビングをぐるぐる歩いたり、謎に声出ししたりしてる。

K: 年齢を重ねた今、朝のんびりコーヒーをいれる丁寧な暮らしに憧れてる

Y: 特別な仕事がない限り、夜は12時に寝て朝は8時に起きるのが習慣

伊野尾　二人だけで過ごしたのはBAILA homme vol.4の山田（涼介）の撮影にサプライズで行ったのが初だったよね。
知念　仕事の合間にかるく出かけることはあったけど、プライベートで行くのはあれが初めてだった！　でも、あのサプライズを考えたとき、相手は伊野尾しかいなかったんだよな。
伊野尾　うん。初めてだったけど、楽しかったよね。
知念　山田のことしか考えてなかったけど（笑）。
伊野尾　ちょっと！　それ、おかしいだろー（笑）！
知念　ごめん、ごめん（笑）。でもさ、どんな反応をするか考えるの、楽しかったよね。
伊野尾　そうだね。今さらだけど旅の手配、僕がほぼやったじゃない？　知念ができないと思ってやったんだけど……。

K: 知念は、ここへ行こう、これをやろうって提案をすべて受け入れてくれる懐の深さがある

Y: 伊野尾は、海外の人とちゃんと会話できるのがすごい！ジェスチャー多めだけど（笑）

知念　実はできること、隠してた（笑）。こういうのは一人でやったほうがいいと思って。
伊野尾　確かにー。効率はいいか。じゃあ次に行く機会があったら知念、やってね。
知念　OK。でも次に行くとしても、“山田に会いに行く”みたいなミッションが欲しい気がする。
伊野尾　旅行が目的だと、いつでも行けるし、じゃあどこに行こうかって迷って、結局行かない（笑）。
知念　まずは、山田にどこかへ行ってもらわないと。
伊野尾　そうだね（笑）。でも今思い返してもあの旅は楽しいことばかりだったな。朝早起きして、めちゃくちゃ二人で歩いて。地図も見ないで感覚だけでひたすら歩くのが楽しくて。
知念　こういうベースの感覚が似てるっていうのも、二人で旅して楽しかった大きな理由なのかもね。

K: 最近、二人での現場が増えたし空き時間に前より話すようになったのは、あの旅のおかげかも

Y: 旅行は祭りみたいなもの。体力をすごく使うけど、気持ちを上げるのに必要

お部屋で少しのんびりしたあと、朝日を浴びながらかるく体を動かすことに。一人でやるより楽しさ倍増！

K: ぶっちゃけ運動するのは億劫。でも友達にも会えるし、いいストレス発散になってきた

Y: トレーニングは筋肉の貯金。コツコツと続けることが大事なんだよね

知念　最近、仕事の兼ね合いでトレーニングがなかなかできてないから実はうずうずしてるんだよね（笑）。
伊野尾　僕は知念とは真逆で、基本的に運動が嫌いだから本当はトレーニングをやりたくない（笑）。けど、運動したほうが健康でいられるから仕方なくやってる感じ。
知念　どんなトレーニングをどれくらいの頻度でやってるの？
伊野尾　恥ずかしくて言えない（笑）。知念はどうなの？
知念　週2回、ジムでのトレーニングがベースかな。今日はここの部位を鍛えようって決めて1時間くらいやってる。
伊野尾　習慣化することは大事だよね。僕は一人でひとつのことを継続するのは3カ月が限界だということに気づいたの。じゃあどうやったら続くのかって考えたとき、友達と一緒に行けばいいんだと。そのおかげで1年以上続けることができてるよ。
知念　いいね。僕も今のペースをずっとキープし続けて、トレーニングを一生続けたいと思ってる。
伊野尾　知念のようにストイックな理由ではないけど、死ぬまで楽しく生きていたいから、僕も将来への投資だと思ってこのまま続けられるように頑張らなきゃ。

知念「わき腹を伸ばすストレッチをしよう」
伊野尾「OK！ 僕はどうしたらいい？」
知念「届かない！ もっと体を横に倒して」
伊野尾「厳しいなぁ、知念は（笑）」
知念「じゃあもっと押すよ？」
伊野尾「前屈はヨユー！」
知念「いててててー（涙）」
伊野尾「知念くん、そんなもんかい？」

おめかししてお出かけでもしてみる？ お互いのコーディネートをチェックしていたら楽しくなって……二人でJUMP！

知念「このメガネ、かけようかな」
伊野尾「襟元のボタン、留めてくれる？」
知念「襟元もきれいに整えないとね」
伊野尾「ジャケットの肩の位置を合わせて…、と」

知念　プライベートでおしゃれして出かける機会って実はあんまりないかも。
伊野尾　友達と会うときにおしゃれして行って、突っ込まれるのも気恥ずかしいしね（笑）。結局、そういう感覚は、今も昔も変わらない。でも30代になって内面は少し変わったかもしれない。
知念　わかる！ 昔は与えられた仕事をこなすのが精一杯だったけど、今は自分のペースでできるようになった。
伊野尾　あの頃はよく頑張ってた（笑）。
知念　今はできないと思ったら断ることができるようになったしね。
伊野尾　それなのに若い頃に比べて疲れてるのはなんでだろう？
知念　経験を積んできたことで、次に何が起こるか予想して考えちゃって心が重くなってる可能性はある。
伊野尾　確かに。つい体のせいにしがちだけど、気持ちが乗らないだけって説か。先のことを想像しすぎないことが大事なんだね。でも知念と一緒にいると、ずっとしゃべってるし、目の前のことしか考えてない気がする（笑）。
知念　ニュージーランド旅のときも、どうでもいい話をずっとしてたし（笑）。
伊野尾　知念がマッチョ系YouTuberだったらどういう挨拶をするかとか（笑）。
知念　語尾に全部“マッチョ”ってつけるってやつね（笑）。
伊野尾　こんなくだらない話をする人は知念しかいないよ。ひょっとして貴重な存在なのかな（笑）？
知念　僕も伊野尾くらいだよ。
伊野尾　おじいちゃんになったとき、知念と二人でニュージーランド旅行にまた行くってのも楽しそうじゃない？
知念　確かに二人で旅行するのは年をとるまでとっておこう。思い出話に花が咲くかもしれないし、今と感性が変わっていても面白いだろうし。
伊野尾　いずれにせよ、知念とならゲラゲラ笑っていられる気がする。

Y: 仕事もプライベートも自分のペースで楽しみながら長く続けていくのが人生の目標

K: 仕事現場で話すのはいつも知念。だからわざわざプライベートで会う必要を感じない（笑）

知念「伊野尾、キメすぎじゃない？」
伊野尾「知念だって本気出してるじゃん（笑）」

（伊野尾さん）ジャケット￥139700・シャツ￥79200・パンツ￥99000／アミ パリス ジャパン オンライン カスタマーセンター（アミ パリス）　その他／スタイリスト私物　（知念さん）ジャケット￥139700・シャツ￥79200・パンツ￥111100／アミ パリス ジャパン オンライン カスタマーセンター（アミ パリス）　その他／スタイリスト私物
撮影／山本雄生　ヘア＆メイク／坂部めぐみ　スタイリスト／寒河江健〈Emina〉　取材・文／菊池美里　※BAILA2025年10月号掲載