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【 #中島健人 】「世界中、いろんなところに一緒に行こう!」―ソロ初海外公演となった台北ライブの熱狂をレポート

ソロアーティスト、そして俳優として活動する中島健人さんが、初めての海外公演となる「KENTO NAKAJIMA 1st Tour 2025 “N / bias” 凱」を9月14日にZepp New Taipei@台北にて開催。百戦錬磨のアイドル“ケンティー”がのぞかせた人間らしさ、そしてステージ上で声高らかに掲げた野望について、熱量そのままにお届けします!

【中島健人】「世界中、いろんなところに一緒に行こう!」―ソロ初海外公演となった台北ライブの熱狂をレポート

台湾U:nityの温かさに触れ、“凱旋”を決意

中島健人 今回も空港で多くのファンの歓迎を受けるケンティ。バッグには「ブルル(ブルーアイズ×シナモン)」のチャームをつけて。

今回も空港で多くのファンの歓迎を受けるケンティー。バッグには「ブルル(ブルーアイズ×シナモロール)」のチャームをつけて。

4月に大阪からスタートした全国ツアー「KENTO NAKAJIMA 1st Tour 2025 “N / bias” 巡」の追加公演の場所として選ばれたのは、昨年3月にドラマ『リビングの松永さん』のファンミーティングで訪れた台湾の首都・台北。その際に「台湾U:nity(中島さんのファンの総称)」の熱烈な歓迎に感動し、中島さん自らの強い意思で今回の“凱旋”が実現したといいます。中島さんとの再会を待ち望んでいたのは、ファンも同じ。会場に集まった約2000人が「健人コール」を叫びながら、中島さんの登場を今かと待ちます。

中島健人 真っ白の衣装に身を包んだ中島さんがステージに登場

ステージ上のスクリーンにVCRが映し出されると、いよいよケンティらしさがたっぷり込められたショーがスタート。途中、映像が途切れるハプニングがありつつも、「Let‘s begin!」の合図で幕がおり、真っ白な衣装に身を包んだ中島さんがステージに登場。「Hey台北! 一起唱! 準備好尖叫了嗎?」(台北のみんな、一緒に歌おう! 叫ぶ準備はできてる?)との掛け声で会場のテンションを一気に上げ、ライブが始まりました。初海外公演の一曲目に選んだのは、おなじみ「CANDY 2024」。青いバラが描かれたキャンディ風のステッキを中島さんが振ると、ファンもペンライトやうちわを手に「LOVE KENTY!」のコールでこたえ、早くも“U:nity”の名にふさわしい一体感が!

現地の言葉と英語、日本語の3カ国語で思いを伝える

中島健人 真っ白の衣装に身を包んだ中島さんがステージに登場

続く低音ラップ&センシュアルなダンスが印象的な「SHE IS...LOVE」で視線を集めると、そのままMCタイムに突入。会場に足を運んでくれた台湾のファンに加え、オンラインでライブを見守る世界中のファンに向け、現地の言葉と英語、そして日本語の3カ国語を織り交ぜながら、ケンティー節がきいた挨拶で沸かせます。

「今日という日をめちゃめちゃ楽しみにしていました! Are you feeling energy tonight? Make some noise! 楽しんでますか?  冒頭、ちょっと映像に“ファンタスティックトラブル”があったんですけど(笑)。まぁ何かあったとしても、最高のエンターテインメントを俺とU:nityで作り上げていきましょう!」と、思わぬハプニングもポジティブな言葉に変換していく姿は、まさに最強アイドルそのもの!

さらに、集まってくれたU:nityに英語でじっくりと言葉を選びながら、「今日幸せな人は手を挙げて! 人生はいいことばかりじゃないけれど、今日はただ歌って楽しんで、今まで抱えてきた悲しみや痛み、孤独を捨て去ろう! 僕の英語は完璧じゃないけれど……心からそう思います」とやさしくも力強いメッセージを投げかけます。

中島健人 全身ブラックの衣装にチェンジ

全身ブラックの衣装にチェンジしてからは、激しいダンスナンバーを続けざまに披露。「Mission」の終盤では自ら着ていたTシャツを破り、露になった上半身を前に会場のボルテージも上昇。続けて、赤いガウンを素肌にまとった「ROSSO」では大人の色気を存分に漂わせ、赤ワインを浴びるパフォーマンスも。中島健人のあらゆる魅力がすべて見られるステージは、まさに圧巻。

現地で人気の「晴天」をカバー。緊張が解けて思わず床に寝転ぶ姿も

中島健人 台湾U:nityのためだけに作ったスペシャルムービーが流れる

ガウンからの着替え中には、台湾U:nityのためだけに作ったスペシャルムービーが流れ、ここからは中島さんの台湾愛を伝える時間帯へ。

「中島健人というアイドルとして何を伝えるべきなのかと考えたときに、自分の手で作った音楽を、一番に自分が信じて、世界中に伝えていかなくちゃと思って。全国ツアーをまわったあとに、次にこれを伝えにいくのは台北だ!と思い立ったんです。ステージに立っていると、自分が誰かの糧になっていると思うこともあるけれど、それ以上に逆に自分が輝かせてもらっていると感じることもたくさん。『リビングの松永さん』のファンミーティングのときに、すごく元気をもらえたから、今回はその恩返しをしに台北に来ました。こういう機会をくださって、本当にありがとうございます!」

そして、台湾U:nityと同じくらいLOVE♡な小籠包への愛も告白。

「次は台北アリーナでライブして、そのあとに大好きなトリュフ小籠包を食べさせてほしい! 俺、300個くらい食べられるよ! それくらい大好きなの。キタニティ(キタニタツヤさん)からも、『台湾はごはんが美味しいから、食べすぎてお腹壊さないようにね』とメッセージをもらいました」と笑います。

さらに、「台北に来るのが本当に楽しみだったので、みんなにギフトを贈りたくて……ある曲のカバーを練習してきました!」と緊張した面持ちで歌い出したのが、台湾の人気アーティスト、ジェイ・チョウ氏の大ヒット曲「晴天」。階段に座って、切ないメロディを歌い上げる姿に、静かな感動が広がります。一言一句の発音にまで気を配り、終盤のラップを無事終えると、床に寝転がって「よかった~、はぁ。緊張した……」と一息つく中島さん。さすがのケンティーも苦戦したようで、心から安堵する珍しい姿を見られたU:nityたちも嬉しそう。

目指すはワールドツアー、そして2年以内に東京ドームへ!

終盤はデニムジャケットとレザーパンツに身を包んだ中島健人

終盤はデニムジャケットとレザーパンツに身を包み、疾走感のあるナンバーで駆け抜けます。青い波をバックに美しいファルセットから始まる「碧暦」、さらにペンライトの名称の元ネタともなった「ピカレスク」、そしてキタニタツヤさんとのユニット・GEMNのヒット曲「ファタール」まで。「歓声を食べて生きている」という中島さんのために、U:nityも声の限りを尽くして大盛り上がり!

終わりの時間が近づくと、「ピカレスク」の歌詞に引っかけて、こんな本心も明かしてくれた中島さん。

「素晴らしい歓声を受けて、やっぱり自分の信じた道に突き進んだのは間違いなかったなと今思っています。難しい決断をするとき、それが“悪”だといわれることは、どの時代、どの場所でもあると思うんです。でも、自分がそういう立場になってみて、人が悩んでいる気持ちや前を向けない気持ちを、もう一度深く知ることができました。感謝しています。ただ、夢は大きく持ちたい。そういうときには、悪だくみも必要だよね! だから、これからも俺の悪だくみにつきあってよ!」

そして、会場とオンラインで視聴しているU:nityの前で、大きな目標を英語で宣言!

「今日はありがとう! 皆さんのおかげで、海外で公演をするという夢がかないました! ステージに立って“情熱”を届けることが、自分にとって一番好きなこと。だけど、それはU:nityがいなければ、不可能だったと思います。いつか、ワールドツアーでもっと遠くまで行きたい。アジア、ヨーロッパ、そしてアメリカへ! 世界中、どこへでも一緒に行きましょう。そして、2年以内に東京ドームにも立つから。僕たちは、いつでもつながっているからね♡」

中島健人 「迷夢」で本編を終えた中島さん

最後に、「本当に俺、気づいたんだけど、俺は一人だけど孤独じゃない。アイドルとして、人として。ハイパーセクシーサンキュー! どんな素晴らしい夢の中でも、迷夢の中でも、あなたたちに出会えたことが僕にとっての最高の幸運です!」と挨拶し、「迷夢」で本編を終えた中島さん。

日本を飛び出しても自分の色を失うことなく、けれど初々しさも感じさせながら海外のステージに立つ姿に、中島さんの新しい一面を見たファンも多いはず。来月29日には2ndシングル「IDOLIC」も発売予定。ソロとして思いも新たに“理想のアイドル像”へと突き進むケンティーから、これからも目が離せません!

<9月14日公演セットリスト@Zepp New Taipei>

1 CANDY 2024
2 SHE IS…LOVE
3 ヒトゴト
4 Raise Your Light
5 MONTAGE
6 Mission
7 ROSSO
8 晴天(ジェイ・チョウ カバー曲)
9 Jasmine Tea
10  Heartbeats
11  碧暦
12  ピカレスク
13  ファタール
14  迷夢


ENCORE
1   jealous
2  JUST KENTY☆

W ENCORE
Unite

取材・文/栗田瑞穂

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