現在放送中の『ガルバト-GIRLS BATTLE AUDITION-』は、E-girlsで二代目リーダーを務めていた佐藤晴美さんがプロデューサーを務めるオーディション番組。「日本のガールズパワーの底力を魅せること」、そしてLDHのガールズグループを盛り上げ、「次の世代へバトンをつなぐこと」――。

コロナ禍の2020年にE-girlsが解散してから5年。「次世代のガールズたちにE-girlsの魂やスキルを継承することができなかった」との後悔があった彼女は立ち上がりました。
約9年グループ活動をしてきたプロのパフォーマーとはいえ、プロデュース業は初めてのこと。不器用ながらも真摯にオーディション参加者たちに向き合い、ともに悩みながら成長していく姿は、涙なくして見られません。BAILAは8月中旬に行われた4次審査に密着。緊張と感動のオーディションをレポートします!
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Dream Amiさんが晴美さんと候補者にエール!

山梨県内の合宿所を早朝に出発し、直接審査会場入りした16人。テレビクルーなど多くの大人たちが準備を進める緊張感あふれる会場の雰囲気に、少々圧倒されるメンバーの姿も。それでもお互いに声を掛け合い、本番への準備を進める姿には、課題に向き合って努力をしてきたからこその静かな自信がみなぎっていました。

この日は審査が始まる前、スペシャルゲストとしてDream Amiさんが登場。「この特殊な環境で100%の実力を出すことは、どんなに経験があっても難しいこと。自分を信じて頑張ってほしい」とエールを送りました。
ともにE-girlsのメンバーとして活動していたAmiさんと晴美さんとの出会いはオーディション。「初めて会った晴美ちゃんは、みんなと同じく審査を受ける候補者側でした。カメラから逃げまくっていた彼女が、プロデュースするまでになるなんて!」と、後輩の成長に感動したよう。
実はAmiさん自身も最近、ダンス以外のオーディションを受けたばかりだそうで、「不安なみんなの気持ちはわかる」と励ます姿が印象的でした。
全幅の信頼を寄せる先輩の登場に、晴美さんの目には涙。「AmiさんはLDHのガールズグループの第一人者。リスペクトしてやまないAmiさんがきてくれたことは、このプロジェクトに意味がある」と喜びを噛みしめていました。
グループの一体感と個性を両立させた<Blackチーム>

まずは16人を2チームに分けた「one-way runway」のパフォーマンスから審査がスタート。最初にパフォーマンスを披露したのは、ユナ、ココル、ニコリ、ミュウ(シモダ)、モモ、アイコ、コイロ、トアのBlackチーム。一人ひとりのキャラクターが際立つ個性あふれるチームです。
iScreamとして活動するユナの安定感のある歌い出しから始まり、ニコリやココルの弾けるような明るさ、ミュウ(シモダ)やモモ、アイコのメロウで大人っぽさのある歌唱、キレのあるダンスと表情管理が目をひくコイロ、トアなど、1曲の中でまったく異なる様々な表情を見せたのが印象的。
晴美さんはパフォーマンスが終わった瞬間から「めっちゃよかった!」と絶賛。それぞれの個性を生かしつつもグループとしてまとまりを表現するという、高度なスキルを評価しました。

すでにプロとして活動中のユナに対し、晴美さんは「無邪気な笑顔、普段の等身大の笑顔がパフォーマンスに乗るようになった」とコメント。リーダーとしてもがき、試行錯誤しながらチームを牽引してきた姿に、「がんばってくれた」と感謝も伝えました。
16歳とは思えない、セクシーでスキルフルなダンスが強みのコイロは、課題だったポップさを見事に獲得。ニコリは個性的な声とアレンジ、ミュウ(シモダ)は伸びしろ、モモとココルは笑顔を評価されました。オーディション番組「No No Girls」の参加メンバーだったアイコに対しては、「楽しむことでパフォーマンスも自ずとよくなってきた。アイコちゃんはもっと自分を褒めて自信を前面に出してほしい」とコメント。

所属していたグループGirls²から8月に卒業し、オーディションに専念しているトアは、晴美さんから「めっちゃキラキラしていた!」と声をかけられると思わず涙。歌に苦手意識があったものの、合宿中にメンバーたちから励まされて自信をつけたそうで、「ここで満足せず超ハングリーになって、NEWトアを見せてください」と激励しました。
心を一つにしてパフォーマンスに臨んだ<White チーム>

Whiteチームのメンバーは、ユララ、ヒナタ、モエ、ミュウ(ヨシオカ)、ミナミ、コハル、マリン、マノン。
ダンスも歌も未経験のマノンを除き、大阪のダンススクールで晴美さんにスカウトされたモエ、iScreamとして活動するヒナタ、LDHの育成プログラム「EXPG Lab」で研鑽を積むユララ、ミュウ(ヨシオカ)、ミナミ、コハル、マリンなど、Whiteには精鋭が多く集まっています。
実力者が多いぶん、チームとしてのまとまりが課題でしたが、リーダーのヒナタが「メンバーの空気感やテンション、心を一つにしていくために練習してきた」と語るように、圧倒的なポジティブパワーが見ているこちら側にも伝わる見事なパフォーマンス。

晴美さんが特に評価したのはユララ。「太陽みたいな存在で、真ん中に来るとピカーン!と、オレンジのオーラがガンガン伝わってきた」と絶賛。パフォーマンス前は少し緊張した表情を見せていましたが、音楽がかかった瞬間にガラリと切り替え、目で追いたくなる圧倒的な笑顔で場を牽引しました。ヒナタについても、「あなたの声なしには完結しない。絶対的な立ち位置を担ってくれた」と評価しました。
マイクを持ったときのパフォーマンが向上したマリン、迷いや不安が消えて笑顔が増えたモエ、コハル、ミナミ、女性らしさが際立つ妖艶なパートをものにしていたミュウ(ヨシオカ)、驚きの成長を見せ続けるマノンなど、それぞれの伸びしろが明確に。と同時に、乗り越えるべき課題を冷静に分析し、愛を持って伝える晴美さんの姿も印象的でした。
思わず号泣! 16人の大迫力のダンスパフォーマンス
続いて16人全員で披露したダンスパフォーマンスでは、初めてミナミがリーダーを担当。16人から伝わるいい意味でのピリッとした緊張感と気迫のダンスは、会場の床全体に振動が伝わるほどの大迫力でした。

終了後、晴美さんは「すごくいいパフォーマンスだと思いました」と感極まって涙。「ダンスって、言葉にしないからこそ、みんなの心とか魂が見えるものだと思っていて。今のみんなにしか出せない、ギリギリのところで戦って頑張っている感じとか、前を向いてみんなを感動させようとする気持ちがすごくパフォーマンスに乗っていました」と声を詰まらせました。
これにて4次審査のパフォーマンスがすべて終了。順位発表の様子は次の記事で詳しくレポートします!
Information
『ガルバト-GIRLS BATTLE AUDITION-』
放送:土曜:14:30〜15:00(日本テレビ系)
配信:Hulu特別版、YouTube版
出演:佐藤晴美、NAOTO、HIROほか
撮影/藤澤由加 取材・文/松山梢






























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