フルーツ界の人気者といったら、見た目も可愛くて、甘酸っぱい「いちご」。今回は、タレントの壇蜜さんと芸人・ぼる塾の田辺智加さんに「いちご」を使ったおすすめスイーツ&ストーリーを聞きました。
“スイーツは心のクスリ。身も心もさっぱりさせてお茶とともに味わいます” タレント 壇蜜さん
スイーツへの目覚めは幼少期。秋田の祖母があんこから作る白玉ぜんざいが美味しくて、おやつによくリクエストしておりました。この仕事を始める前は、友人とお菓子屋を起業したく、和菓子屋で修業的な感覚で働いていたこともあるほど。その愛は今も変わらず、私にとっては心のクスリ。お世話になっているスタッフさんたちと一緒にいただき美味しい記憶としてインプットしたり、日記に綴っておくことも。今回、ご紹介する「いちびこ」は、三軒茶屋に美味しいお菓子屋さんができたと聞いて足を運んでみたのがきっかけ。正方形をした「いちごフィナンシェ」は、知人への差し入れのお返しにと購入しました。ピンクの色合いが可愛らしく、アーモンドパウダーの香りやバターのコクとともに、甘酸っぱいいちごの実やいちごのソースがこの上なくマッチ。自然と笑顔になれる味わいです。また、持ち帰りやすく、ある程度日もちがするので、相手の都合のよいタイミングで召し上がってもらえるのもよいかと。
私がいただくときは、昼過ぎか夕飯までまだ少し時間がある夕方に仕事から帰ってきて、シャワーを浴びてから。体も心もさっぱりしたあと、、温かくて香り高い紅茶と味わいます。
いちびこのとっておき いちごフィナンシェ 4個入り¥864
DATA
(太子堂店)東京都世田谷区太子堂5の8の3
☎03(6450)8750
営11時〜19時(土・日・祝日〜18時)
無休
https://ichibiko.jp
※オンラインショップあり
タレント
壇蜜さん
1980年生まれ。エッセイ『新・壇蜜日記人妻は嗜好品』(文春e-Books)など文筆家としても活躍。日々を綴るブログ「黒髪の白拍子。」も人気。
“お姫さま気分に浸れるいちごスイーツ。推しのDVDを見ながら味わう幸せよ” 芸人 ぼる塾 田辺智加さん
毎日たくさんのスイーツと向き合っていますが、特に心惹かれるのは素材を生かしたシンプル系のもの。今が旬のいちごスイーツの推しポイントは、色合いが可愛く、春の訪れを感じられるところ。何より食べたら乙女になれるところも魅力です♡ お取り寄せもできる「どらきんぐエース」は、福岡の番組でスイーツ好きなADさんが用意してくれたことが出会いのきっかけ。小麦粉に上用粉を加えた生地は、薄いながらもモチモチしていて存在感充分。あまおう苺を贅沢に使った軽やかなムースとジューシーなソースをたっぷり挟んであります。いちごをまるごと入れるのではなく、美味しさに磨きがかかるように工夫しているところにも惹かれました。一日オフの日、少しお散歩をしたら軽めのランチをすませ、大好きなKAT-TUNのライブDVDを見ながら、とっておきの紅茶とともに真摯に味わうのが何よりの幸せ♡ 小学生のとき、素敵なカップ&ソーサーに注いだ紅茶とお菓子を食べ、お姫さま気分を味わえたあの頃の記憶がふつふつとよみがえります。
私にとってスイーツは人生。いつかスイーツの本場・パリへ行き、自分で作ったスイーツをワゴンにいっぱいのせて売り歩きたいと思っています。
福岡県産あまおう苺加工販売所
伊都きんぐのあまおう苺入りどら焼き どらきんぐエース 5個入り¥2270(オンラインショップの場合¥2590)
DATA
(本店)福岡県糸島市南風台8の4の11
☎092(321)1504
営11時〜18時(土・日・祝日10時〜)
休 なし
https://www.itoking.shop
※オンラインショップあり
芸人 ぼる塾
田辺智加さん
ボケ担当。スイーツに関する造詣深く、推しの商品は売り切れ続出に。著書は『あんた、食べてみな! ぼる塾田辺のスイーツ天国』(マガジンハウス)。
※果物の収穫時期・状況によって価格が変動する場合があります
撮影/嶌原佑矢、nae. (Parlor Vinefru 銀座分) スタイリスト/辻村真理 取材・原文/広沢幸乃 ※BAILA2022年4・5月合併号掲載