キレイになりたい女性の三大欲“美肌”“エイジングケア”“デトックス”。冬の間にそれをかなえるべく、ほかのおかずもシメもいらないビューティ鍋をAtsushiさんが提案☆
教えてくれたのは…
Atsushiさん
ライフスタイルプロデューサー。野菜ソムリエプロや漢方養生指導士資格を持ち、理論に基づき提案するキレイになれる簡単レシピが反響を呼び、著書累計26万部。新刊は『美腸、美ボディ、幸せになれる運命を変える魔法の「美やせ」レンチンスープ』(講談社)。
高タンパク&低糖質。 鍋は“食べる美容液”です
「知らずしらずのうちに肌や体に不調やストレスを抱えている人が多いと聞きます。健康や美しさを手に入れ、上向くために最も大切なのが食事。そこで僕が提案するのは、高ビタミン&高タンパク&低糖質の鍋です。といっても難解なことはなく、スーパーにある食材を効果的に選び、うまみ成分をかけ合わせて煮るだけで、目にも舌にもおいしい五感を揺さぶる美食鍋に大変身。悩みに合わせて食べ続けることで腸内環境が整い、“肌に透明感が出てツヤッとしてきた”“疲れにくい”“むくみにくくなった”など、素敵な発見があるはず。このとき、何も考えず、やみくもに食べるのはNG。食材に何の栄養素が含まれ、どんな効能があるかを知っておくだけで、美容液のように心と体にぐんぐん浸透します♡ 年齢を重ねるのは平等だけど老化のスピードは平等じゃない! いい選択をすればいつまでもキレイでいられる時代だからこそ、美人鍋を始めましょう」
鶏手羽元と白菜、油揚げのレモン鍋
鶏肉のコラーゲンとレモンのビタミンCでうるツヤ肌に
●材料(2~3人分)
鶏手羽元……6本
油揚げ……2枚
白菜……1/8個
チンゲン菜……1株
赤パプリカ……1/4個
にんにく……2かけ
しょうが……1かけ
酢……大さじ2
レモン……1/2個
一味唐辛子……少々
[鍋のもと]
コンソメスープの素(顆粒)……大さじ1
鶏ガラスープの素(顆粒)……大さじ1
塩麹……大さじ2
酒……大さじ2
●作り方
①油揚げは短冊切りに、根元を取った白菜とチンゲン菜は5cm長さにざく切り、へたと種を取った赤パプリカは細切りに る。にんにくは粗みじん切り、しょうがはせん切り、レモ の半量はいちょう切りにする。
②鍋に水(分量外600ml)、にんにく、しょうが、酢を入れて中 にかけ、鶏手羽元を10分間加熱し、途中アクを取る。
③レモンと一味唐辛子以外の材料と[鍋のもと]を入れて煮る。
④仕上げに残りのレモンを搾って加え、①で切ったレモンを かべ、一味唐辛子をふる。
β-カロテン:チンゲン菜、赤パプリカ
コラーゲン:鶏手羽元
イソフラボン:油揚げ
ビタミンC:レモン、赤パプリカ
撮影/田村昌裕〈FREAKS〉 スタイリスト/曲田有子 調理/Atsushi 取材・原文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子〈BAILA〉 ※BAILA2021年1月号掲載
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