長く続く円安やインフレなどのニュースを聞くたびに、お金にまつわる不安を感じる人も多いのでは? 同世代がどんなふうにお金とつきあっているのか、給与明細から貯蓄額、かけどころまで徹底取材してきました。小売業・マーケティングで働くDさんの給与明細&お金の使い方をのぞき見!

ファイナンシャルプランナー
風呂内亜矢さん
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。『マンガでカンタン!NISA・iDeCoは7 日間でわかります。』(Gakken)など著書多数。
給与明細&お金の使い方をのぞき見!

小売業・マーケティング
Dさん 30歳・大阪府在住・ 未婚・実家暮らし

年収 約380万円【ボーナス:年2回(各)35万円】
貯蓄 約500万円【投資:していない】
副業 イラストレーター、年間20万円程度
副業は申告不要ですむように所得額を20万円以内に抑えている。ふるさと納税も年3万円ほど購入。趣味は年4〜5回程度、瀬戸内海の島巡りをすること。近々、一人暮らしをする予定。
40歳までに1000万円貯めることが目標
「貯蓄用口座には常に500万円以上をキープしていて、超えた分を海外旅行やちょっと贅沢な買い物にあてています。実家暮らしをしている現在は月5万〜6万円を貯めているけれど、一人暮らしのための資金として、今後はボーナスを貯蓄に回す予定。老後のためにも40歳までに1000万円貯めるのが目標です。生活費は、給与が入ったらすぐに家賃などの固定費と貯蓄分を確保。残りの額から逆算して週ごとの予算を決め、1週間ごとに引き出して使っています。服が好きで、『ánuans』や『L'AUBE BLANC』『NOBLE』などで買っていますが、2026年からNISAを月1万円ずつ始めようと思っているので服の予算を見直すつもり。美容代は自分のテンションに直結するので減らさず、お得なクーポンなどを活用しようと思っています。クレカは使いすぎるのが怖くて現金派でしたが、最近PayPayを口座にひもづけて現金代わりに使っています」
Dさんの1カ月の支出
家賃 ¥0
水道・光熱費 ¥0
携帯・通信費 ¥5000
食費 ¥10000
交際費 ¥20000
旅行費 ¥25000
趣味・教養代 ¥10000
洋服・美容代 ¥80000
貯蓄・投資代 ¥60000
合計 ¥210000
ファイナンシャルプランナー風呂内さんにお悩み相談
【お悩み】一人暮らしを機にNISAを始める予定。月1万円からでも大丈夫ですか?
投資をするなら生活ペースをつかんでから
「ボーナスや副業の収入をもとに今までどおり年間60万円を貯めつつ、月1万円で始めるのはすごくいいですね。ただ、一人暮らしの生活ペースがつかめるまで半年ほど様子を見てもいいかも」(風呂内さん)
【お悩み】同世代の人がどのくらい貯めているのかわからず不安なので実情を知りたいです
年収が近い30代の平均額は463万円
「J-FLEC(金融経済教育推進機構)の調査データを見ると、30代で年収300万〜500万円未満の人の平均値は463万円、中央値は106万円です。Dさんは相対的には貯められている人にあたります」(風呂内さん)
お財布も見せて!

「旅行先のスペインで買った『プラダ』の小さなカードケースを財布代わりに使っています」
イラスト/ユリコフ・カワヒロ 取材・原文/国分美由紀 ※BAILA2026年2・3月合併号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。



























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