長いものと短いもの。別々に作って束ねるだけで、プロが作ったような仕上がりに
目立たせたいカラフルな植物は、短いグループへ。ポイントを置くと立体感が生まれる
加藤 実家にも飾ってあります! もちろん器用な母が作ったものですが(笑)。私でも作れますか?
平井 リースほど難しくはないけれど、比較的植物のボリュームがあるので、作業の途中で形崩れしがち。でも、私が編み出した長いスワッグと短いスワッグを作って最後に束ねる方法なら簡単ですよ。
加藤 それはありがたい♡ まずはグリーンの真珠葉アカシアやユーカリは、長いものと、半分に切って短くしたバージョンに分けて……。
平井 ちなみに目立たせたいカラフルな植物は、短いグループのほうへ。イメージは“森をそのまま持ってきちゃった”感じ。だから、植物たちの向きはランダムでOK。長いほうと短いほう、それぞれを輪ゴムで結わえ、それをひもでまとめて束ねます。
加藤 そこにポイントをおくだけで、壁に飾ったとき、こんなにも美しい立体感が出るんですね。ハーブの香りに癒されるし、ドライになってからも美しい……なんて素敵。今日作ったスワッグは、いちばん目立ちそうなダイニングテーブルそばの壁に飾ります!
初心者でもうまくいく!【ちょこっとテク】
●平井かずみ
フラワースタイリスト。今回の企画では花のアレンジほかスタイリングも担当。明るく的確な指導ゆえ教室は大人気。近著は『花と料理 おいしい、いとしい、365日』(共著 リトルモア) http://ikanika.com/