![ときめいたお花3種類で作る、春の小さなブーケ【カトパンのあえて小さく飾る花レッスン】_1](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/29/29cc928f-05bc-45a2-aa10-bf650bd8ea4b.jpg)
"花選び"と"花の組み合わせ方"のコツさえ覚えたら、初心者だって愛らしいミニブーケが作れる
![ときめいたお花3種類で作る、春の小さなブーケ【カトパンのあえて小さく飾る花レッスン】_2](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/80/806878f7-9f88-47d5-bf1a-19c6660d633a.jpg)
さりげない「ありがとう」を伝えるときにぴったり
平井 友情の証ですね。その人を想いながら花を贈るって、とても幸せな行為。今回は手軽だけどおしゃれな、小さなブーケを自分で作ってみましょう。
加藤 私の場合、あれもきれい、これもきれいとつい目移りしてしまい、散漫な雰囲気になるかも!?
平井 実は“花の選び方、組み合わせ方”のコツさえ知っておけば大丈夫。まずは①主役の花、②主役を引き立てる花、③そして緑の葉ものを用意します。
加藤 小さなブーケなら①〜③を1本ずつ、ですね。①は個人的に好きなラナンキュラス、②は小ぶりのラナンキュラス、③はコデマリにしてみようかな。
平井 ①を包み込むよう、②と③の花はやや長めに残すのが映えさせるコツ。今回、加藤さんは暖色系でまとめましたが、①と②は黄色と紫のように反対色同士でも◎。葉ものが色の中和剤になるんですよ。全体を薄葉紙でくるめば、充分おしゃれ。慣れてきたり、もっとボリュームが欲しいときは、1本ずつを3本ずつに増やしてみるだけでサマになる。
加藤 なるほど。これは仰々しいおめでとうじゃない、さりげない「ありがとう」を伝えるときにぴったり。ブーケをくれた同期にプレゼントしたいです。
初心者でもうまくいく!【ちょこっとテク】
●平井かずみ
フラワースタイリスト。明るく的確な指導ゆえ、自身が開く教室はいつも大人気。近著は写真家の大段まちこさんと料理家の渡辺有子さんとの共著『花と料理 おいしい、いとしい、365日』(リトルモア)。
http://ikanika.com/