人の機嫌や意見に左右されない「真の図太さ」を身につける道=図太道<ずぶどう>。やさしくて人に気をつかいすぎてませんか? まずは1分であなたに図太道が必要かをチェックして!
■図太道とは?
無神経でずうずうしい「図太さ」ではなく、人間関係を円滑にするための源流となる、たくましくしなやかで、人の機嫌や意見に左右されない「真の図太さ」を身につける道のこと
NG
これだとただの図太い迷惑な人
一方的な自己主張による相手のことを考えない“図太さ”は図太道ではご法度。反対に「私なんて」と何に対しても相手を優先しすぎる言動も、度が過ぎると自分も周囲も疲れてしまうため控えたい
OK
自分も相手も快い図太さを身につける!
相手の主張を受け止めたうえで、自分の希望・意見も臆せず主張するのが“真の図太さ”。お互いを大切に扱うコミュニケーションにより信頼関係が築かれ、人間関係が円滑になり、かつ深まっていく
今、あなたに図太道は必要!? 1分チェックリスト
会社で朝挨拶をした相手から返事が返ってこなかったとき、「もしかして私、何か悪いことしちゃったかな」と思ってモヤモヤと不安になり仕事に集中できない
自分の分の仕事が終わっても、同じ部署に人がたくさん残っていると帰りづらい
社内で隣のデスクの人が不機嫌。電話をガチャンと切ったりときどき舌打ちしたり…。自分に怒っているわけではないのに仕事に集中できず、終業後はドッと疲れている
友達と集まって「何食べる?」という話になると大体「なんでもいいよ」と相手を優先する
「頼む・断る・注意する」ことが苦手で、仕事で必要なシーンでも気が重い
仲が悪いと噂の二人と一緒に仕事をするとき、間に入って両方に気をつかいすぎて疲れる
☑2個以上思い当たったあなた、今こそ図太道に入門!
イラスト/平松昭子 取材・文/佐久間知子 構成/山岸成実〈BAILA〉 ※BAILA2020年2月号掲載