「お金に困っていたわけじゃない。でも、このままでいいのかなというモヤモヤはずっとありました」。そんな気持ちで、武田さんが訪れたのは京都・御金(みかね)神社。すると参拝の翌日、思いもよらない“金運ミラクル”が起きたのだそう。そこから仕事、収入、働き方——武田さんの人生は、少しずつ、でも確実に動き始めたのです。
イメージコンサルティングサロン「IroME」経営
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黄金の鳥居に惹かれて
御金神社を知ったきっかけは、黄金の鳥居。写真で見た瞬間、「何ここ! すごい」と思って、ずっと気になっていました。
でも、「御金神社に行ってみよう」と言い出したのは、当時彼氏だった、今の夫です。そこで、「今年は御金神社に特化した1年にしよう」と、2人で決めました。元旦の初詣も御金神社。その理由は「お金はあったほうがいいよね」という、わりと軽い気持ちからでした。
でもとくに経済的に困窮していたわけではありません。普通に生活はできていたし、それに満足はしていたけれど、当時勤務していた会社で給料が上がらないことへのモヤモヤは、ずっと私の中でくすぶっていたのです。

上の写真が御金神社の「黄金の鳥居」です! 京都では、金運・開運スポットとして有名!

境内にはたくさんの絵馬が。参拝に訪れた人たちの「本気」を感じます!
参拝の翌日、家の前に1000円札が!!
驚いたのは、参拝した翌日。家を出たら、目の前に1000円札が落ちていたんです! 小銭ならあるかもしれないけれど、お札が落ちていることなんてめったにないですよね。私も初めての経験でした。
当時は百貨店で働いていて、1月2日も仕事。正直、憂鬱だなと思いながら家を出たら、目の前にお札がポンと落ちていました。これが、私に起きた最初の“ミラクル”でした。
御金神社を参拝するときに心がけていたのは、お願いの仕方。
「お金をください」は、ちょっと生々しいなと思ったので、まずは、「初めまして。今年もよろしくお願いします」という気持ちでご挨拶しました。
住所と名前を伝えて、「今年も頑張りますので、よろしくお願いします」。そんな感じです。
YouTubeを見て、正しい参拝の仕方を学びました(笑)。
なぜか私だけ、バッグが売れ続けた
それから、不思議なことが続きました。臨時収入が入ったり、仕事がうまくいったり、「あきらかに金運が上がってる!」と感じる出来事が増えていったんです。
ラグジュアリーブランドの販売員をしていたのですが「このバッグを売ったらインセンティブがつく」という商品がありました。するとなぜか私だけがそのバッグをたくさん売ることができたのです。
特別バズっている商品でもなく、他のスタッフも同じ新作の販売を担当しているのに、私だけが売っている、という不思議な状態でした。
今振り返ると、「これも御金神社のおかげだったのかな」と思います。

ラグジュアリーブランドで働いていた頃。笑顔でいるよう心がけていましたが、「給料が上がらないなぁ」と内心モヤモヤしていました。
仕事、収入、働き方。一気に人生が動き出した!
御金神社に行った次の年、転職しました。給料は上がり、その3年後には独立。
正直、参拝に行く前の自分は「会社員として雇われて働く人生でいい」と、思っていたんです。でも、御金神社を訪れるようになってからは「自分で稼ぎたい」「会社に縛られずに働きたい」という気持ちが、どんどん強くなっていきました。
営業やコンサル、マーケティングを学べる仕事に転職し、休みの日には資格取得の勉強。
人生で一番頑張った時期だったかもしれません。

転職し、広告の営業職として働いていた頃です。
御金神社とともに、5年間
それ以来、御金神社には毎年通っています。大きい御札も、お財布のお守りも、夫と一緒に。
夫は自営業で観光業なので、コロナ禍のときは結構厳しく、神頼みという感じで行ったみたいなところですね。 初めは金運に関しては夫のほうが真剣だったと思いますが、おかげさまで今は順調です。
当時、大阪に住んでいたのですが、京都に引っ越してから、「(御金神社に)月1回行こう」と決めて、通った時期もありました。その年は、転職先で営業成績1位になったことも!
御金神社に通った5年間のうち、2年目で転職、3年勤務して独立。今年5月からは、完全に自分のサロン一本に絞り働いています。

今の仕事はイメージコンサルタント。パーソナルカラーなどの提案をしています。
今がいちばん、楽しい!
2026年の初詣は、個人事業主になって初めてのお詣り。「自分にふさわしい道で、成長できますように」とお願いするつもりです。
今は毎日が本当に楽しい。会社員時代の人間関係のストレスもなくなって、心がすごく軽いです。
もちろん「すべては御金神社に行ったから変わった」とは言い切れません。
でも、人生が動き出す“きっかけ”をもらった場所なのは、間違いないと思っています。

当時は彼だった今の夫とは、神社に初めてお参りに行ってから1年後に結婚しました。 夫と結婚できたことも、とても良かったと思います。 夫が「独立してみたら?」と、応援してくれたこともあり、今の私がいます。
取材・文/井尾淳子




















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