読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。
目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第44回は「澱む」の読み方です!
今日のお題【澱む】。
「澱む」、正しく読めますか?
言われてみれば…使ったことあるかも、と思うニッチな言葉です。
■ヒント
「澱む」の意味は
「①水や空気の流れが止まってたまる。②物事が滞る。うまく進まない。③底に沈んでたまる。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「上司に意見を求められたとき、緊張しすぎて言い澱んでしまった。」
「なんかこの川…大雨後だからか澱んでない?」
「川が澱んでる」という使い方をしたことある人は、多いのではないでしょうか?
正解は……
↓↓↓
■正解は…
正解は、「よどむ」でした!
■ちなみに、この漢字も同じ意味!
厳密には区別はありませんが、ニュアンスの違いがあります。
「淀む」は、流れの滞っている場所。「澱む」は、個体が底に沈んでたまるイメージ。
「この部屋、空気がよどんでる」と言いたい場合は、「淀む」を使う方がイメージしやすいかもしれません。
この絶妙な違いを誰かに教えられたら、鼻が高いかも!
取材・文/高橋夏果