読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。
目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第79回は「嚏」の読み方です!
今日のお題【嚏】。
「嚏」、正しく読めますか?
誰もが経験する、生理現象です。
■ヒント
「嚏」の意味は
「鼻の粘膜の神経が刺激されて発作的に息を吐き出す反射運動。くさめ。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
別名、「くさめ」と呼びます。
■使い方はこう!
「ブタクサ花粉で嚏が止まらないの。」
「今年の風邪は鼻にくるから、嚏ばっかり出ちゃって苦しい。」
花粉症で連想できる、はず!
正解は……
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■正解は…
正解は、「くしゃみ」でした!
■くしゃみの語源「くさめ」は命を繋ぐ呪文!?
調べてみると、その昔日本では「くしゃみをすると鼻から魂が抜ける」と言われ、くしゃみをすると早死にすると信じられていました。その俗信を払拭するために唱えられたのが、くさめ。「糞食らえ(くそくらえ)」を意味する「糞食め(くそはめ)」を縮めたのが語源と言われていますが、はっきりした説はまだわかっていません。ちなみに歌舞伎ではくしゃみを「くっさめ!」と表現するんだとか。
くしゃみが一文字だなんて、びっくりした人も多いのでは?
語源含め、なかなか面白い漢字でしたね♪
取材・文/高橋夏果