読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第138回は「只管」の読み方です!
今日のお題【只管】。
「只管」、正しく読めますか?
使う人は、結構使っている言葉です!
■ヒント
「只管」の意味は
「そのことだけに心を集中するさま。いちずに。もっぱら。ひとえに。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「やれることはやったので、あとは只管神に祈るだけ!」
「大学受験に備えて、只管勉強に打ち込んだ。」
正解は……
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■正解は…
正解は、「ひたすら」でした!
■ちなみに、これも「ひたすら」
ひとつの方向に向いてるという意味を考えると、「一向」の読みは連想しやすいですよね。
「ひたすら」に「只管」という漢字を当てるようになったのは、禅の用語「只管打坐」(ひたすら座禅をし続けること)が由来だと言われています。
一向、只管、どちらも同じ意味の言葉なのであわせて覚えてみるといいかもしれません♪
取材・文/高橋夏果