読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第281回は「衒う」の読み方です!

今日のお題【衒う】
「衒う」、正しく読めますか?
慣用句にすると読める人いるかも!
■ヒント
「衒う」の意味は
「自らの知識・才能を誇り、えらそうに見せびらかす。ひけらかす。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「奇を衒ったプレゼンにその場の全員が驚かされた」
「衒いのない笑顔が彼の魅力なの」
正解は……
↓↓↓
■正解は…

正解は、「てらう」でした!
■これは読める?

正解、「げんき」。“衒いたい気持ち”があることをあらわします。
見せびらかしてしまったときは、衒う。
気持ちでくすぶっているときは、衒気。
状態によって、表現を変えるのが正しい使い方です。
取材・文/高橋夏果