読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第357回は「舌鼓」の読み方です!
今日のお題【舌鼓】
「舌鼓」、正しく読めますか?
これも間違えて読んでいる人が多い言葉。漢字を一文字ずつ離して読むと正しい読み方が分かるかも!?
■ヒント
「舌鼓」の意味は
「飲食物が非常においしいとき、舌を打ち鳴らすこと。舌打ち。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「予約の取れない焼き肉店で、名物のサーロインに舌鼓を打つ」
「久々のフレンチフルコースに舌鼓を打つ」
↓↓↓
正解は……
■正解は…
正解は、「したつづみ」でした!
「したづつみ」ではないので注意が必要です。
おいしい~とポジティブな表現に使われる舌鼓ですが、
二葉亭四迷の小説『浮雲』では気分を害したときの表現として出てきます。
滅多にない使い方ですが、舌打ちをする、意味で使うこともできるようです。
取材・文/高橋夏果