読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第360回は「手繰る」の読み方です!
今日のお題【手繰る】
「手繰る」、正しく読めますか?
“て”を違う読み方にすると、読めるかも?
■ヒント
「手繰る」の意味は
「①手元に引き寄せる。②話の筋や記憶を、順々にたどる。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「結婚式の小ネタ探しに、子どもの頃の記憶を手繰る」
「地引網体験で漁師に教わって網を手繰った」
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正解は……
■正解は…
正解は、「たぐる」でした!
そばをすすることを、江戸時代の人は「そばを手繰る」と言っていたそう。今でも下町の江戸っ子の中には、そばを食べるジェスチャーをして「ちょっと手繰っていこうか」なんて言う人もいるのだとか。
取材・文/高橋夏果