読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第523回は「咄嗟」の読み方です!
今日のお題【咄嗟】
こういう瞬間、ありますよね。
■ヒント
「咄嗟」の意味は
「ごく短い時間。多くは、ある事態に鋭く反応するまでの瞬時をいう。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
■使い方はこう!
「咄嗟の判断で、事故から逃れられた」
「上司の咄嗟のフォローで、商談がまとまった」
正解は……
↓↓↓
■正解は……
正解は……「とっさ」でした!
■由来は「舌打ち」説!?
とっさは、中国語の「咄嗟」が語源と言われています。
咄嗟の「咄」は、しかるとか舌打ちという意味があり、
咄嗟の「嗟」は、嘆いたり感嘆したりする声を指します。
思わずちぇっと舌打ちしたり、ああと感嘆したりするくらいの短い間、ということから
ごく短い時間のことを「咄嗟」と言うようになったそう。
取材・文/高橋夏果