読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第517回は「斡旋」の読み方です!
今日のお題【斡旋】
これをしてもらったことがある人もいるかも。
斡旋の「斡」は「幹(みき・かん)」ではないですよ。
■ヒント
「斡旋」の意味は
「①(交渉・取引などで)双方の間を取り持つこと。また、物事を紹介、世話すること。周旋。②解決困難な労働争議において、労働委員会が指名した斡旋員が当事者双方を仲介し、解決を援助すること。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
■使い方はこう!
「内定が決まらず、叔父に就職を斡旋してもらう」
「斡旋販売は目玉商品がたくさん出るので、見逃せない」
正解は……
↓↓↓
■正解は……
正解は……「あっせん」でした!
■「仲介」と「斡旋」の違い
気になるのが、「仲介」と「斡旋」の違い。
両者ともに「双方の間を取り持つこと」は一緒ですが、
斡旋は、法律上などオフィシャルな場でのやりとりの意味が強く、
仲介は、第三者が入ることを意味します。
取材・文/高橋夏果