2019.7.5

30代40代からでも間に合う【大人女性の歯列矯正】リアル体験記ブログ

30代の歯列矯正、約3年かけてめでたくほぼ終了いたしました! 歯列矯正を始めてから年齢こそ確実に重ねましたが、プライベートでもビジネスでも、とくに対人関係で自信を持って笑えるようになり、人生にプラスになっている気がします!
今回は、働く30代40代女性で、歯並びやオーラルケアでお悩みのみなさまに、歯列矯正について全力でプレゼンさせていただきたいと思います!

目次：大人女子が歯列矯正治療に踏み切る前に知っておきたいこと7選

1.歯の美容に常に関心を持つべし

2.絶対的に信頼できる歯列矯正専門医を探すべし

3.自分の歯の問題を客観的に把握すべし

4.ライフスタイルと予算に合った治療方法を選択すべし

5.高額なので、歯列矯正治療費のお支払いは計画的に!

6.アライナーは正しく装着＆時間をきっちり厳守すべし

7.治療計画遵守で、目標の歯並び＆噛み合わせを達成すべし

8.どんなに頑張っても完治しない箇所もあることを知るべし

1.歯の美容に常に関心を持つべし

沖島が歯列矯正治療に踏み切った理由は、定期的に歯の健康診断＆メンテナンスをお願いしている行きつけの歯科医先生に「一刻も早く歯並びを治さないと、どんなにキャラが立っていても結婚はおろか彼氏だってできにくい!」と一喝されたからです(..)。詳しくは過去のブログをご覧ください↓。

editor's eye
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2016-02-28 11:00:00

2.絶対的に信頼できる歯列矯正専門医を探すべし

長い道のりとなる治療のパートナーに選んだのは、主治医に紹介いただいた歯列矯正専門の歯科医院。東京・広尾と代々木上原の2カ所にオフィスを構える、スーパースマイル国際矯正歯科の賀久浩生先生です。

院長で矯正歯科医の賀久浩生先生（左）。John先生とよばれています

主治医先生の大学時代の同級生で、東京歯科大学を卒業後渡米し、歯列矯正の先進国であるアメリカのボストン大学大学院で非抜歯矯正をマスターした歯列矯正のプロフェッショナル。主治医先生もイケメンですが賀久先生もイケメンです。イケメン同士は惹かれあうのだなぁ(* "q')。ちなみにイケメンであるということは、セルフビューティプロデュース力にも長けているということ。歯科衛生士やレセプショニストなどスタッフのみなさんも歯列矯正やホワイトニングを徹底し、総じて歯が美しい! なので、治療にも説得力が出ます。

グローバルな患者さんたちの顔ぶれも、お世話になる決め手に!

スーパースマイル国際矯正歯科には、歯列矯正先進国である欧米・欧州など外国籍で、日本にお住まいの老若男女の患者さんが通っています。
患者構成はだいたい下記のとおり。
①7割：日本在住の外国人キッズ
②2割：芸能活動を志したり、噛み合わせの悪さなど生まれつきの歯並びに問題があり、健康のために治療したい日本人キッズ
③残り1割：沖島のように、大人になって歯列矯正の必要に気づき、アタフタしているアダルト

お子さまに付き添う外国人のママさんパパさんたち（自らはとっくに子ども時代に矯正済み）ともたくさんお話をしましたが、みなさん総じて「美しい歯並びは一種の社会的信用度を測るステータスになっていて“歯並びが悪い＝社会的ランクが低い”とまで問題視されることもあるから、親は子どもの歯並びに問題があると、永久歯が生えそろうころからガンガン矯正をかけ、ハイティーンになる頃にはどこに出しても恥ずかしくない、理想の美しい歯並びを完成させるのだ」
とおっしゃっていました（主治医先生の見解は正しかった!）。また、日本と異なり保険も効くそうで、大体の家庭では子どものときに歯列矯正を済ませてしまうそう。美容のためにも健康のためにも、日本でも歯列矯正がもっと普及すればいいのになあ。

3.自分の歯の問題を客観的に把握すべし

歯並びと、それにまつわる問題は本当に十人十色というか千差万別。でこぼこしている、すきっ歯、上の歯が出ている、下の歯が出ている、上の歯が下の歯を隠している（＝噛みあわせが完全にズレズレ）、奥歯は噛んでいるが前歯は噛んでいないetc.、さまざまな症例が見られるそう。フェイスラインを含む歯まわりの詳細な写真を撮影してもらい、先生と一緒に治療計画を決めます。

カウンセリングの結果、沖島の主な症状は下記3点。
●でこぼこした歯並び
●めちゃくちゃ出っ歯、とくに上の歯
●噛み合わせがまったく合っておらず、ズレズレ
...救いようがなさすぎました( p_q)。そしてこれまでの人生30余年間、さほど気にすることなく堂々と生きてきてしまったのです...ダメージ。でも遅ればせながらココで気づいてよかった。

4.ライフスタイルと予算に合った治療方法を選択すべし

歯列矯正というと、シルバーのブラケットやワイヤーを歯にはめこんでの治療をイメージされる方が多いと思いますが、実はもっと目立たずに治療に取り組める選択肢があるのです。それが「インビザライン」という歯科矯正治療です。

目立たず、透明に近いマウスピース型のアライナーを使って歯列矯正!

デジタル口腔内スキャナーを駆使して、歯や歯ぐきの形を含む精密な口腔内3Dデータを採取して作った完全フルカスタムメイドの透明マウスピース「インビザライン・アライナー」を歯の上からすっぽりカポッと装着し、段階的に歯を動かしていく矯正治療です。
●透明なので、装着していてもぜんぜん目立たない
●取り外しできるので、飲食をはじめ、歯みがきやフロスなどの歯のお手入れも普段どおりにできる
●金属アレルギーの心配がない
...など、とくに沖島のような大人患者にとってもうれしい治療システムなのです。なので沖島は迷わず「インビザライン」を選択しました。

5.やっぱり高額! 歯列矯正治療費のお支払いは計画的に

日本では残念ながら、歯列矯正は保険適用外なので、治療費は高額です。インビザラインを選んだ沖島の場合、合計で￥962400かかりました。支払いはもちろん分割払いもできますが、沖島は思い切って現金一括先払いをチョイス。東京のド真ん中で2回にわたり50万近いゲンナマを何食わぬ顔して運ぶのは少し緊張しました(^^;)。

沖島の場合の矯正治療費領収書（本物）。高い...

最初の金銭的ダメージは少なからずデカいですが、払ってしまえば、あとは目標を達成するまで、イケメン先生と一緒に立てた治療方針に従ってイケメン先生と楽しく治療ノルマを達成するのみ。沖島は「うーん、まぁまぁヒドいから、2年は通ってもらうかなー(^O^)」と明るくいわれました...まぁまぁ、ヒドい、だと...!? 凹む。けど頑張ります。

6.アライナーは正しく装着＆時間をきっちり厳守すべし

「インビザライン」は、従来の矯正装置に比べると痛みや不快感が少ない、とはいわれています。しかし、歯列矯正自体が、歯の根っこの骨から動かす“お口のなかの大事業”なので、適度に慣れることが必要です。「上の歯列がとにかく出っ歯」と診断されたげっ歯人間沖島は、上から押さえつけることで出っ歯を引っ込めるため、アタッチメントとミニ輪ゴムを併用しました。
アタッチメント＝出っ張りをとくに押さえたい歯のしかるべき位置に、白いかたまりのようなパーツを装着
輪ゴム＝さらに上の装置のカドと、下の歯に固定した金具に輪ゴムを引っ掛け、上の歯全体をぎゅーっと押さえつけるようなアライナーにカスタムしてもらいました。

（※閲覧注意）「インビザライン」沖島の場合の装着図

上の歯両脇に、透明のゴムが見えているのがおわかりでしょうか?↑ 最初のうちは、上の装置についているゴムをひっかけるためのカドで口の中を切り、出血した血がアライナーと歯の間に入り込んで真っ赤に透け、口をあけると歯がまっかっか状態になったり（＝相手にめちゃくちゃびっくりされる）、話している途中でゴムが切れ、唾のようにピューンと前に飛ばしてしまったり（＝もっと相手にびっくりされる^^;）、何かとトラブルが多かったのですが、2カ月もすると慣れもあって落ち着いてきました。

アライナーは1日20時間以上装着し続けなければならず、装着中は水しか飲めません。水以外のものを飲食するとき、また歯みがきやフロスなど歯のお手入れをするときのみ外すことが許されます。ここをサボってしまうと歯を動かす力が足らず、結果として治療期間が予定より長引いてしまうのです! 約2週間ごとに次のアライナー（より矯正力が強くなる）に交換し、4～6週間に一度、医院へ通って「クリンチェック」を行い、治療終了までのプロセスをコンピュータ上でシュミレーションしていきます。

牽引輪ゴムには“キツさ”によっていくつもの種類があって、沖島が使用したのは、右の馬車パック（引っ張る力強め）と左のクリアパック（もう少し細め＆弱め）の2つ。約1年半にわたって、アタッチメントと輪ゴムを併用しながら矯正治療しました。

（※閲覧注意）段階的にゴムを外し、続いてアタッチメントを外します

アライナー＋アタッチメント＋ゴム併用で約1年、
ゴムを外し、アライナー＋アタッチメントで約半年、
さらにアタッチメントを外し、アライナーのみで約半年。
治療期間には個人差がありますが、沖島の場合は約2年ほど続き、約50個程度のアライナーを消費しました。

7.治療計画遵守で、目標の歯並び＆噛み合わせを達成すべし

（※閲覧注意）上が矯正前→下が矯正後

そしてついに! めでたくフィニッシュを迎えました。もはや、上の歯並びで生きてきた約30年の人生を激しく悔いるレベルに...こんなガッタガタの歯で、よくもまあ就職超氷河期に東証一部上場企業に縁故ナシ新卒で就職できたり、出版社への転職に成功したり、営業職として月商1億稼いだり、大好きなファッション雑誌の編集者試験にパスしたり、ミランダ・カー様やレディー・ガガ様にインタビューしたりできたもんだ。自分エラい( "q')!!! そして最強の歯並びを手に入れた今「自分最高じゃん!?」とか自己肯定力を高めてみたりしています（前向き）。

8.歯列矯正は、ゆるゆる一生おつき合いが続くと心得るべし

現在は、矯正した歯の根元の骨をきちんと固定し、歯の位置を正しいポジションににキープするためのアライナーを夜寝る間のみ装着し、日中はヌードな歯で過ごしています。

アライナーの形はすべて同じなので、ひとつを壊れるまで使い倒し、どうにも使えなくなったら次のアライナーを新調するスタイル。一生分（予定）のアライナーと人生を歩む生活...( "q')なーんて感慨深く感じたりして。ちなみに足りなくなったら、1組約￥20000程度で新しく作ってくれるそう。

9.どんなに頑張っても完治しない箇所があることを知るべし

沖島の場合、下の歯列ド真ん中の歯がちょっとだけ斜に構えて生えている（約0.1ｍｍほどなので本当の本当に微差）のが完治しませんでした。しかし「話すときや笑うとき、表に出てくるのは上の歯の前だから、前の歯がきれいで、噛み合わせが正常なら問題なしとしましょう」と先生にアドバイスいただいたので、気にしないで過ごすようにしています。

いかがでしたか? ちなみに、BAILA専属インフルエンサー・スーパーバイラーズの菅原麻葉さんも30代女子の歯列矯正仲間です。大人の歯列矯正について熱く詳しく解説しているので、菅原さんのブログもぜひ参考になさってみてくださいね!

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