Vol.23で、超モテる女友達に「私のしずちゃんになってください!(南海キャンディーズのしずちゃんばりに、素敵なお相手を紹介してください、の意)」とお願いしたエピソードを紹介しましたが、今回はその紹介案件第一弾! お相手はまさかの海外でも活躍するスーパーハイスペック男子だった。ど緊張の中、実際に会ってきました。
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私、実は超絶スペックの高いの男性は怖いんですよ。こっちに何を求められるの?品定めされない?とか思っちゃうから。これはとんでもない偏見かもしれないのですが、こちとら面倒くさがりだし、休みの日はひたすらゲームとYouTubeというロースペック女子なので、「なんかすいません」感が生まれてしまう。
そんな私に、モテる友人(A子)が紹介してしてくれたのが超がつくほどスペックの高い、ハイスペ男子でした。どのくらいってちょっと失敬してググったら、プロフィールが出てきてたのですが、「え?何?ジーコわかんない!」と思わずパニックになりそうなほどの輝かしい経歴が発覚するくらい。そして今は自分で会社を持っているという34歳。え、なんで私と会うの?時間もったいなくない?と震える……。騙されてない?会ったはいいけど壺とか買わされない?
そんな感じでビビリ倒していたら、モテる友達A子が「この歳で会社を持つためにずっと仕事が忙しく、今まであまり恋愛していないというだけ。誠実で頭の良い人なので、騙されることはない。今まで聞いてきたジーコの条件にかなりマッチしていて、本当におすすめなのでぜひ会ってみて欲しい」と言ってくれた。
分かりました…!そこ言ってくれるのであれば腹をくくります…!
A子に見繕ってもらったシフォンブラウスを着て、下は見てないから何でもいいと言われたので(詳しくはVol.23をチェックしてください)スキニーデニムを履き、めずらしくヒールの靴で、いざ出陣!指定された場所は銀座!銀座って何!いや、銀座でご飯食べることもたまにあるけどさ!今日ばかりは急に銀座が格式高くて怖いところに思えてきた!早くもハイスペ男子の勢いにおされてるよね、私!もうラーメンでいいですって気持ちです!白シフォン絶対汚すけど!
とか思いながら到着したのは、良さげな雰囲気の個室イタリアン。私、A子、そしてハイスペ男子Bさん、3人での食事です。A子とBさんは先についておりました。Bさんはギラギラした様子もなく、細身のいい人そうな感じ。とりあえず見た目は「やべえハイスペだ!逃げろ!」感ゼロ。めっちゃ安心した。 そして着席し、自己紹介をしてお話スタート。めちゃくちゃ誠実そうな男性で、事前にA子に聞いていた通り、本当に一生懸命働いていたから全然恋愛してませんでしたと言っていた。彼女はずっといないそうで、遊んでいる感じも1mmもなく、しかも優しい。ただし女性慣れをしていないとかではまったくなく話も弾む。何これ!!!!!何事!!!!!なんでこんな素敵な人がまだ結婚していないの?????
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話を進めていくと、結婚相手を探しているそうで、私の結婚相手の条件などを聞かれました。「一緒にいて楽しい人です」としか言えなかった。うう、どうしてもこのやりとりが苦手…!ちなみにBさんはそんなに多くを望んでいないようで「自立した人がいいなぁ」くらいしか言ってませんでした。まじか!そんだけで大丈夫?自立なら私も一応しているけれど、チャンスあると思っていいんですか?
時間が経つにつれて、Bさんは私が勝手にイメージしていた、ギラギラ高圧的な「ハイスペ」では全くなく、普通にそこらへんで会ってても「素敵…!」となるような人だという確信が強くなっていきました。お仕事の話は必要最小限、現状や将来こうなりたいという話もしてくれたけど、自慢っぽさや変な意識の高さは全くなく、「ああ、仕事が好きで頑張ってきたんだなあ」という感じ。さらに人間関係の構築の仕方など、割と踏み込んだ話もしてくれて、正直スペックよりもそういう中身の部分が気になる私は「やば…最強…」となってしまった。ただ、最初からハイスペ男子として紹介されたので、私の頭には常にスペックのことがちらついているのがなんだか申し訳なく、人として好きなのに!私の俗世的な欲望のばか!みたいなテンションに。勝手にちょっと落ち込んだ。
そんなこんなで、ど緊張したり、イメージと違ってめっちゃいい人、とテンションが上がったり、いろいろな感情が湧きつつも、無事食事会は終わりました。気になるのは私の印象はどうだったか、ということでしたが、帰り道で次いつ会えますかというLINEをいただきました!ちゃんと日程を詰めようとしてくれたので、社交辞令ではないはず。えーやばい!こんな出会いあっていいのか!
ところでなんでまた誘ってもらえたんだろう? まあ考えたところで本人のみぞ知るところですが、一応友達が言うには私、話題とリアクションがすごく良かったらしい。まず、あまりハイスペ的な話題にがっついてなかったこと。割とご本人もハイスペ推ししたい感じではなかったし、それが正解だったよう。確かに「お金目的かな?」って思っちゃうような話題ばっかりだと無理だよね、特に彼みたいな人は。そして反対にがっついたのは、彼の休日の過ごし方であるという美術館巡りの話。「最近行ってよかったのはどこですか?」「どういう芸術家が好きなんですか?」「どういうところが好きですか?」と深堀りしまくった。普通に興味があったからなんだけど、とにかく楽しそうに聞いていたらしい。「あなたの中身が気になります!」という態度がよかったってことかな?
あとは、紹介してくれた友達にも、初回の現場には絶対来てもらったほうがいい!ということを学んだ。自分で自分をアピールするのってなんだか難しいじゃないですか。例えば今回の場合、自立している女性がいいというBさんに対して「私、めっちゃ自立してますよ~~~!!!」なんて、自分では言えない。でも友達がいれば、言ってくれる!プレゼンしてくれる!友達におんぶにだっこかよという感じですが、やってくれる友達がいるならお願いするしかない!
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婚活やってると、「いい人は早くに結婚するので、今から探しても素敵な人とは出会いにくい」ってよく聞きますよね。しかもハイスペならなおさら。私もそう思っていましたが、意外とこんな風にいるところにはいるんなんだな、という気づきもあった。完全に諦めている人、まだ早いかもしれないです!
というわけで、今回の学びは「ハイスペ男子からの好印象をゲットするには、そのハイスペックさばかりに食いつくべからず」ということですかね。全ての人はそうではないにせよ、Bさんのような人には効果があるかも。
にしても、ここにきて、本当に贅沢なのですが、一つ悩みが浮上。自分でも驚くのですが、周りの人のお力に加え、運が向いてきているのか「いい人」と思える人との出会いが多い。それのどこが悩みなのって感じなのですが、いいな、と思う人との出会いが続くとどうやって「この人!」と決めていいかが分からずちょいと混迷。会っていくうちに自然と好きになっていくのが理想ですが・・・・・。
でも、いい人と会えるのは素晴らしいことなので、逢瀬を重ねながら考えていこうかな! とりあえず、もう一件A子からの紹介があるし、ガンガン頑張っていきます!
ライター・ジーコ 32歳
- 趣味は?サッカー観戦(日本代表・プレミアリーグ)、マンガ、読書、ゲーム、お酒を飲む、YouTube(人狼実況、フリースタイルラップ)
- 好みのタイプは?面白い人、仕事が好きな人、メンタルがそこそこ強い人
- ジーコの外見は?犬系アイドル顔(担当編集談)
- いつまでに結婚したい? 東京オリンピックまで。夫婦で開会式を見ます。できればサッカーを見ます
- なんで婚活してるの?最後に彼氏がいたのは半年前。1年つきあうもうまくいかず婚活開始
- twitter始めました!⇒https://twitter.com/zicoboost
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