伸ばして鍛えてもっと痩せる!カチコチ脚裏がしっかり伸ばせるようになったら、ようやく鍛える段階。体のなかでも大きい筋肉をしっかり伸縮させることで、むくみを解消しよう!今回は、ふくらはぎのカーフ・レイズに効くトレーニング法をご紹介します。
ワークアウトを教えてくださったのは
渋谷DSクリニック パーソナルトレーナー 三宅克治先生
モデル・女優などのボディメイクを担当するパーソナルトレーナー。年齢に伴う体の変化や、生活習慣にマッチした指導には定評がある。俳優としての一面も。
15回で1セットふくらはぎ→カーフ・レイズが効く!
かかとを上げ下げするだけの動作も、ふくらはぎを引き締めるのに効果的。壁との距離を保ちながらつま先立ちを。
1 バランスがとりやすいように壁前に立つ
こぶし1個分両足を広げ、まっすぐ立つ。そり腰にならないよう注意しながら骨盤を立て、おなかを引き締めて。壁の前などで行うと、バランスがとりやすいのでおすすめ。
2 真上に引き上がるようつま先立ちに
背すじを伸ばし、つま先で立つようにかかとを上げて。前側に傾きやすいので、真上にすっと伸びること。限界までかかとを上げたら、1秒間キープし、かかとをゆっくり下ろす。
OK
母趾球に体重をかけるのがポイント
つま先立ちになったとき、母趾球(足の裏の親指のつけ根部分)に体重を預けるイメージ。ふくらはぎに正しく負荷がかかり、内ももとお尻が引き締まるのを感じるはず!
NG
外側重心だと下半身太りの原因に
太ももの内側の筋肉が弱いと、外側重心になってしまいがち。そのままかかとの上げ下げ運動でふくらはぎを鍛えてしまうと、O脚や下半身太りの原因になるので要注意。
イラスト/加納徳博 取材・原文/谷口絵美 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2020年5月号掲載
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